ニュース
JapanTaxiタブレット搭載のタクシーが「d払い」のコード決済に対応
JapanTaxiの「広告タブレット」または「決済機付きタブレット」 を搭載するタクシーが、NTTドコモの「d払い」のコード決済に対応。JapanTaxiアプリを介さずにd払いできるようになった。
JapanTaxiの「広告タブレット」または「決済機付きタブレット」(以下まとめて「タブレット」)を搭載するタクシー約1万台が、3月19日からNTTドコモの「d払い(街のお店)」による乗車料金(運賃)の支払いに対応した。運賃精算時にタブレットでd払い(街のお店)用のQRコードを表示し、それを「d払い」アプリで読み取ることで決済できる。
d払い(街のお店)を使って運賃を支払うと、「dポイント」が200円につき1ポイント付与される。ドコモと契約した回線を持っている場合は、携帯電話料金との合算払いも選択できる。
利用方法
JapanTaxiのタブレットでd払い(街のお店)を利用する手順は以下の通り。
advertisement
- 運転手に乗車料金の支払いを申し出る
- タブレットの表示が変わったら「QRコード決済」をタップする
- 決済方法の選択画面になったら「d払い」をタップする
- d払いアプリで表示されたQRコードを読み取る
- 決済完了画面を確認し、領収書を受け取る
- 降車する
d払いで直接支払える
JapanTaxiとNTTドコモでは、2018年12月21日から「JapanTaxi」アプリにおいて「d払い(ネット)」による支払いに対応している。
ただし、この方法ではJapanTaxiアプリを介さないとd払いできない。今回、JapanTaxiのタブレットがd払い(街のお店)に対応したことで、同アプリを介さずに直接d払いできるようになった。
なお、d払い(街のお店)での乗車料金支払いは、3月31日まで実施している「d払いでdポイント40倍還元!キャンペーン」の対象となるため、期間中は決済金額200円ごとにdポイントが40ポイント付与される(上限は5000ポイント)。
関連記事
タクシー配車アプリ「JapanTaxi」が「d払い」に対応
タクシー配車アプリ「JapanTaxi」と、NTTドコモの決済サービス「d払い」が12月21日に連携を開始。タクシーの乗車でも200円(税込)毎に1ポイント「dポイント」が貯まり、1ポイント1円(税込)として乗車に利用できるようになる。環境さえ整えば「決済」も変わる――JapanTaxiが目指すタクシーの未来(後編)
国内のタクシー配車アプリとして高いシェアをほこる「JapanTaxi」。このアプリには「JapanTaxi Wallet」というコード決済機能も内包しているが、開発元のJapanTaxiは社外のコード決済サービスへの対応も積極的に進めている。前編に引き続き、同社のCMO(最高マーケティング責任者)から話を伺った。「捕まえる」存在から「寄ってくる」存在に――JapanTaxiが目指すタクシーの未来(前編)
最近「JapanTaxi」というタクシー配車アプリが注目を集めている。このアプリを開発したJapanTaxiとは、どのような会社なのか。アプリによってタクシーの利用動向に変化はあったのか。同社のCMO(最高マーケティング責任者)に話を伺った。ドコモとJapanTaxiが資本・業務提携 タクシーの支払いに「d払い」導入
NTTドコモとJapanTaxiは、7月30日に資本・業務提携契約を締結。JapanTaxiのQRコード決済機能を搭載した広告タブレットへ「d払い」など新しい決済手段を導入するほか、両社の技術を組み合わせたサービスの開発検討を行う。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.