ソフトバンクとY!mobile、既存プランを値上げ 6月から順次 「安定した通信を提供するため」
ソフトバンクは既存の料金プランを対象に月額料金を改定する。ソフトバンクブランドでは7月1日から最大550円、Y!mobileブランドでは6月2日から最大330円の値上げを実施する。今回の改定に合わせて、一部プランでは衛星通信サービスなどの新たな機能を追加する。
ソフトバンクは、ソフトバンクおよびY!mobileの既存料金プランを対象とした月額料金の改定を発表した。改定日はソフトバンクが2026年7月1日、Y!mobileが2026年6月2日(一部プランは7月1日)からとなる。
両ブランドとも、値上げとなる。その理由について、ソフトバンク 専務執行役員の寺尾洋幸氏は、電気代やメモリ価格、人件費などの原価高騰を挙げ、「安定した通信を提供しながら事業基盤を維持していくことが“つながるネットワーク”の最低条件になる」と説明する。
ソフトバンクブランドでは、ペイトク無制限などの主要プランを月額550円値上げする。一方で、改定後は「SoftBank Starlink Direct」や低遅延通信「Fast Access」などの新サービスを利用可能にする。例えば、ペイトク無制限の基本料金は9625円から1万175円へと引き上がる。
Y!mobileブランドでは、シンプル3が6月2日から、シンプル2とシンプルが7月1日から改定する。シンプル3が月額220円、シンプル2とシンプルが月額330円の値上げとなる。シンプル3については、2026年6月1日までに契約しているユーザーを対象に、同年12月末まで改定前の料金で利用できる特別割引を適用する。
また、Y!mobileでは「PayPayカード ゴールド」での支払い者を対象とした「PayPayカード割 増額特典(ゴールド)」を新設する。月額220円を割り引くことで、シンプル3 Sプランであれば各種割引の適用により、改定前と同じ月額858円から利用できる環境を整える。
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