1億800万画素カメラはどう? Xiaomiの日本参入第1弾スマホ「Mi Note 10」を試す(3/3 ページ)
中国のスマホメーカーXiaomiが日本参入を発表し、第1弾モデルとして「Mi Note 10」を12月16日に発売する。1億800万画素のカメラや5倍望遠を含む6つのカメラや、基本スペック、パフォーマンスなどをチェックした。
SIM対応やバッテリー、充電性能をチェック
SIMカードスロットはnanoSIMを2枚挿入できる。試したところ、ドコモ回線とソフトバンク回線(ワイモバイル)のSIMを利用できた。なおXiaomiによると、Mi Note 10は3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線で利用できるとのこと。
バッテリーは5280mAhと、スマホでは最大級のものを搭載している。高画質カメラにある程度高性能なプロセッサ、大容量バッテリーと実用重視の設計といっていいだろう。当然バッテリー残量はなかなか減らない。8時間ほど持ち歩いてアプリを利用して、30%の消費程度だった。画面をダークモードにすればより長く持つだろう。
充電は日本向けパッケージにも、出力30Wの急速充電に対応したACアダプターが付属するものと思われる。気になる業界標準のUSB PDでの急速充電対応は、スマホ向けで一般的な出力18Wへの対応を確認できた。バッテリー容量が多いだけに、普及しつつあるUSB PD対応の充電器で急速充電できるのはうれしい。
UIについては、標準だと中国メーカー製に多いドロワーがない仕様で、ホーム画面に全てのアプリが掲載されている。ホーム画面や設定メニューなどはXiaomiがMIUI Global 11と呼ぶ独自のデザインのものとなっている。
この他、日本での利用について完全に最適化はされていないが、FMラジオと赤外線リモコン機能も利用できる。
Xiaomiといえば、コストパフォーマンスの良さで日本の海外メーカー好きの中でも参入が期待されていたメーカーだ。価格を抑えつつも、ハイエンドクラスの写真撮影と、ある程度ゲームも遊べるスマホが欲しいという人にピッタリのモデルといえる。
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