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OPPOのスマホ工場を見て感じた「品質至上主義」/フラグシップストアで5Gを体感:OPPO INNO DAY 2019(2/2 ページ)
OPPOの工場は、深センから車で40分ほどの広東省東莞市にある。今回公開されたのは、ハードウェアのテクノロジーを研究する「Hardware Engineering Lab」、マザーボードなどの基板を製造する「SMT Center」など。中に入って、「従業員の邪魔になるのでは?」と心配になるほどの距離で見せてもらえた。
OPPOのフラグシップストアで5Gのスピードを体感
工場見学の後は、深センの「華強北」という地区にあるOPPOのフラグシップストアを訪問した。華強北は電気製品を扱う店が集まる繁華街で、日本人からは「深センの秋葉原」と呼ばれる街だ。OPPOのフラグシップストアは、この街の中心に2018年8月にオープンしたそうだ。
店頭に鎮座していたのは5Gモデル。欧州で発売された「Reno 5G」で、日本でも発売された「Reno 10x Zoom」の5G版だ。中国では既に5Gのサービスが始まっており、その端末に触れて、5Gのスピードを体験することができた。
主要メーカーの旗艦店を続々とオープンする深セン
ちなみに筆者は、11月にも深センに行く機会があった。その際は、HuaweiとVivoのフラグシップストアに訪れたのだが、どちらも大々的に「5G」をアピールしており、そのスピードを体感できた。
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今回取材したOPPO INNO DAYでは「5G」はもちろん、「5G+」や「6G」というキーワードも何度となく耳にした。日本では、ようやく2020年から5Gの本格サービスが始まるが、中国では、既にその先も視野に入っているようだ。
(取材協力:オッポジャパン)
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