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iOSとiPadOSの「13.4」配信開始 iPadOSはマウスとトラックパッドに対応
AppleがiOSとiPadOSのバージョン13.4の配信を開始した。iPadOSではマウスとトラックパッドの対応、日本語のライブ変換の強化などが行われた。セキュリティ関連では30件の脆弱性を修正した。
米Appleは3月24日(現地時間)、「iOS 13.4」および「iPadOS 13.4」をリリースした。iOS 13に対応する全てのiPhoneとiPod touch、iPadOSに対応する全てのiPadが対象となるアップデートで、セキュリティ関連を含む複数の不具合(問題)の修正と機能の改善などが行われる。
iPadOSでは新しい「iPad Pro」の発売に合わせ、マウスとトラックパッドに対応した他、キーボード関連の更新も多数追加した。
iPadOSだけの主な更新内容
マウスとトラックパッドのサポートは、新しいiPad Pro以外でも(第7世代iPadでも)、USBやBluetoothで接続するトラックパッドで利用できる。
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キーボードのサポートでは、日本語のライブ変換で、スペースバーを押さずにひらがなを適宜自動変換できるようになる他、多数のバグが修正された。
iOSだけの更新内容
CarPlayのダッシュボードに他社のナビアプリを表示可能になり、通話情報も表示するようになる。
iOS、iPadOS共通の主な更新内容
- 9つの新しいミー文字ステッカー(「笑顔とハート」「ごめんなさい」「パーティーフェイス」など)
- 「ファイル」アプリでiCloud Driveのフォルダを共有可能に
- メールのスレッドビューでメールの削除、移動、返信、作成ができるコントリールを常時表示
- App StoreとAPpleArcadeで1度購入したアプリを同じアカウントで利用するすべてのApple製品で利用可能に
その他の更新やバグ修正については関連リンクを参照されたい。
セキュリティ関連
CVEベースで30件の脆弱性に対処した。
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