レビュー

懐かしのiPod Shuffle風 SpigenのAirPods Proカバー「クラシック・シャッフル」を試す(1/2 ページ)

AirPods Proのケースは、表面加工も相まって誤って落としやすい。落下による損傷を防ぐためのカバー(ケース)も幾つか出ているが、Spigenの「クラシック・シャッフル」は見た目も面白く実用的だ。実際に装着してみよう。

 スマートフォンやタブレット向けのアクセサリー類を販売するSpigen(シュピゲン)が、AirPods ProをiPod Shuffle風にするカバー「クラシック・シャッフル」を販売している。AirPods Proのケースを保護しながら、レトロな見た目を再現できる、面白いアクセサリーだ。6月4日現在、Amazon.co.jpでは3490円(税込み)で販売されている。

 実際に装着してみよう。


クラシック・シャッフル

AirPods Proケースの“弱点”をカバーしてくれる

 AirPods Proは、Appleの完全ワイヤレスイヤフォン「AirPods」の上位モデルだ。AirPodsシリーズは、ケースのふたを開けて耳に装着すると、ペアリング(ひも付け)済みのAppleデバイスに自動接続できるので、ポケットからサッと取り出して使える。この利便性が一番の魅力だ。

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 しかし、AirPodsシリーズの充電ケースは、コンパクトで表面も滑らかであるため、小さめのポケットに入れていると、立ったり座ったりするタイミングで落としてしまうリスクがある。だからといって、ケースをカバンの奥にしまうと、肝心の利便性を損ねてしまう。

 安全かつ便利に携帯するという意味で、カラビナ付きの保護ケースを利用したいと思うシーンはあるだろう。


AirPodsシリーズのケースはコンパクトかつ表面がなめらかであるため、落としやすいという弱点がある

 クラシック・シャッフルは、AirPods Proのケースの上から装着する保護ケースだ。独自の「エアクッション技術」により、ケースを落下時の衝撃などからしっかり守ってくれる。付属のカラビナを使えば、バッグや衣類にぶら下げることもできるので、利便性面でメリットがある。

 外観は、2世代目や4世代目の「iPod shuffle」をほうふつとさせる。どちらかというと4世代目に近い印象だ。

 なお、サイズの都合から「Pro」ではないAirPods用のケースでは利用できない。


クラシック・シャッフルのパッケージ

クラシック・シャッフルの付属品。ケースの「ふた側パーツ」と「底側パーツ」、カラビナ、滑り止めフィルム(固定用粘着テープ)と説明書が入っている。

着けてみよう

 ケースの開閉を邪魔しないようにするために、クラシック・シャッフルは「ふた側」と「底面側」のカバーが分離した構造となっている。それぞれのカバーがケースから脱落しないようにする滑り止めフィルム(固定用粘着テープ)も付属している(※)。

(※)滑り止めフィルムは製品のロットによっては付属しない場合があります(固定面で問題はありません)

 カバーの装着は、底面側、ふた側の順で行う。説明書に記載の通りに進めると、以下の様な手順となる。

  1. ふた側カバー内側の粘着テープをはがす
  2. 滑り止めフィルムを底面側ケースに取り付ける(筆者の場合はなくても大丈夫だった)
  3. 底面側カバーを取り付ける(インジケーター用の穴の位置をしっかり合わせる)
  4. ふた側カバーを取り付ける

ふた側カバーの内側に貼られている粘着テープをはがして……

底面側カバーをケースに装着して……

最後にふた側カバーも装着したら完成。すき間がなくなるまでギュッと押しこもう

付属のカラビナは、底面側ケースの穴に通す。装着はお好みで
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