中高生のオンラインレッスン受講経験は18.8%――テアトルアカデミーのコミュニケーション調査
テアトルアカデミーが10~20代を対象とした「オンライン上のコミュニケーションに関する調査」の結果を発表した。2割以上がオンライン飲み会(お茶会)への参加経験があり、中高生のオンラインレッスン受講経験は18.8%となった。
テアトルアカデミーは8月13日、「オンライン上のコミュニケーションに関する調査」の結果を発表した。
この調査は、タレント養成・マネージメントを行う同社がオンラインでのオーディション・レッスン「テアトルプラス オンラインアカデミー」の開講することに合わせて行われた。全国の中学生・高校生の男女250人と、全国の18歳(高校3年生を除く)以上29歳以下の男女250人を対象に、7月17日~21日の期間で調査を実施している。
オンライン上でのコミュニケーション「オンライン飲み会(お茶会)」にどのくらい参加したことがあるか聞いたところ参加経験は22.0%で、男女別で比較すると男性よりも女性の方が参加経験が多い。「オンライン飲み会(お茶会)」に参加した感想は「自分のペースで飲める」「普段遠方でなかなか会えない友人と顔を見て話ができ嬉しかった」など、好意的な意見が集まった。一方「オンラインデート」の経験は6.4%となった。
「オンラインレッスン」の受講経験は全体で合計16.2%、うち中学生・高校生の割合は18.8%で、18歳(高校3年生を除く)~29歳は13.6%となる。学校や塾のオンライン化が進んでいることが要因と考えられ、質問がしにくいといった面があるものの時間やお金の節約、リラックスできるなどの意見も集まった。
デジタルネイティブやスマホネイティブと呼ばれる対象者へ、オンラインの方が自信を持って話せると思うか質問した。結果は21.2%と、5人に1人以上がオンラインの方が自信を持って話せることが分かった。オンラインでできた意外に良かったことには「コンサート鑑賞」「終電を気にせず飲める」「下だけ部屋着」などの意見が集まっている。
また、俳優・歌手・タレントなどの選抜を目的としたオーディションの経験があるかを聞いたところ「受けたことがある」は7.8%、「受けたいと思ったが、受けなかった」も7.8%。受けたいと思ったが受けなかった理由は「勇気が出なかったから(64.1%)」「日程が合わなかった(25.6%)」「遠いから(25.6%)」「交通費が高いから(23.1%)」などが挙がっている。
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