ニュース
PayPayアプリに自社サービスを 開発者向けツールで「ミニアプリ」のオープンAPIを提供
自社サイトやサービスの決済システムへ「PayPay」を簡単に導入できる開発者向けツール「PayPay for Developers」でミニアプリのオープンAPIを提供開始。ミニアプリで自社サービスを展開したい企業が簡単に開発可能となる。
PayPayは、10月26日に決済サービス「PayPay」の開発者向けツール「PayPay for Developers」でPayPayのミニアプリに関するオープンAPIを提供開始した。
PayPay for Developersを利用すると、自社で運営するECサイトやアプリなどで提供するオンラインサービスの決済システムへPayPayを簡単に導入可能。ミニアプリはパートナー企業が提供する予約や商品注文、支払いなどの各種サービスをパートナー企業のアプリをダウンロードせずにPayPayアプリ内で利用できる機能で、現在「PayPayモール」「PayPayフリマ」「タクシー配車」「ボーナス運用」「お金を借りる」「Uber Eats」が利用できる。
これより自社サービスをミニアプリで展開したい企業は容易に開発が可能となるため、PayPayをプラットフォームとして活用して新規顧客の獲得や利用者の拡大に繋げられるとしている。あわせて、同日にスタートアップ企業の支援とミニアプリ機能拡充を目的とする「PayPay Accelerator Program」と参加企業募集も開始する。応募締切は12月4日で、開催期間は2021年1月~4月を予定。
advertisement
関連記事
PayPayが一部銀行でeKYCを必須に 不正利用の被害金額は265万3041円
PayPayが、一部の金融機関に対し、オンラインで本人確認を行う「かんたん確認(eKYC)」を必須とする。かんたん確認では、本人の写真と身分証をPayPayアプリ上でアップロードして本人確認をする。2020年1月以降、PayPayが把握している不正利用は全18件、被害金額は265万3041円。ジャパンネット銀行が「PayPay銀行」に 2021年4月5日に変更予定
7月31日に発表された「ジャパンネット銀行」の社名(商号)変更予定期日が決まった。株主総会での決議と監督官庁の承認を得られた場合、2021年4月5日から「PayPay銀行」に変わることになる。ZOZOTOWNがPayPayを導入 10%や全額の還元キャンペーン対象に
ZOZOが運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN」が、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を導入。9月1日に開始するキャンペーンの対象となる。PayPayが「マイナポイント」申込開始 抽選で最大100万ポイントを付与する特典も
PayPayが「マイナポイント事業」に参画し、ユーザーからの申込受付を開始した。PayPayを登録してチャージをするか支払うと、25%(上限5000円相当)のPayPayボーナスを付与する。抽選で最大100万円相当のPayPayボーナスを付与する「マイナポイントペイペイジャンボ」も実施する。PayPayが「出前館」で利用可能に 7月に最大30%還元キャンペーンも
出前サービス「出前館」の決済方法として、5月19日から「PayPay」が利用可能に。6月のキャンペーン対象に含まれる他、7月1日からは導入を記念して最大30%のPayPayボーナスを還元する「出前館使うならPayPayで決まり!キャンペーン」も行う。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.