Google フォトの容量無制限無料バックアップが終了へ 2021年6月から15GB以降は有償に
Googleが2021年5月末で、「Google フォト」の容量無制限での無料バックアップを終了する。2021年6月1日以降、高画質でバックアップする際も、Google アカウントの保存容量使用するようになる。つまり15GBまでは無料だが、15GB以降は「Google One」で追加のストレージを購入する必要がある。
Googleが2021年5月末に、「Google フォト」の容量無制限での無料バックアップを終了する。
Google フォトでは現在、「元の画質」でバックアップする際は15GBまで無料のストレージを使用でき、15GB以降は追加のストレージを購入する必要があるが、「高画質」なら容量無制限かつ無料でバックアップできる。
しかし2021年6月1日以降、高画質でバックアップする際も、Google アカウントの保存容量を使うようになる。15GBまでは無料だが、15GB以降は「Google One」で追加のストレージを購入する必要がある。料金は100GBが年額2500円、200GBが月額380円か年額3800円、2TBが月額1300円か年額1万3000円、10TBが月額6500円。2021年6月1日以降、契約している容量を超える写真や動画はバックアップできなくなる。
2021年6月1日より前にバックアップされた写真や動画は、Google アカウントの保存容量は使用せず、6月1日以降も無料で保存できる。元の画質の写真と動画は、引き続きGoogle アカウントの保存容量を使用する。ユーザーはWebサイトから、現在契約している保存容量を使い切るまでの予測期間を確認できる。
なお、Pixel 1~5でバックアップした写真と動画は、今回のルール変更に関係なく、2021年6月1日以降も容量無制限で写真や動画をバックアップできる。
2021年6月からは、不要と思われる写真や動画をまとめて削除できるツールをGoogleが提供する。このツールを使うと、暗い写真やぼやけた写真などを提示してくれるという。
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