Huaweiの三代目折りたたみスマホ「Mate X2」は谷折り式でハイエンドカメラ搭載
Huaweiが折りたたみスマートフォン「Mate X」シリーズの三代目、「Mate X2」を発表した。これまでの山折りではなく、Galaxy Foldシリーズと同じ谷折り式を採用。中国で1万7999中国元(約29万3000円)からで発売する。
中国Huaweiは2月22日(現地時間)、新折りたたみスマートフォン「Mate X2」を発表した。2019年の「Mate X」、2020年の「Mate Xs」に続く三代目は、初めて韓国Samsungの「Galaxy Z Fold2」と同じ谷折り式になった。
5Gにも対応。2月25日に中国で発売する。価格はメモリ・ストレージが8GB・256GBで1万7999中国元(約29万3000円)から。
谷折りのメインディスプレイは8型(2480×2200ピクセル)で、外側は6.45型(2700×1160ピクセル)。いずれも有機ELでリフレッシュレートは90Hzだ。
折りたたんだ状態の厚さは13.6~14.7ミリ。筐体を楔形にすることでヒンジの構造で生じてしまう内側の隙間をなくし、この薄さを実現した。
プロセッサは自社製の5nm SoC「Kirin 9000」でメモリは8GB、ストレージは256GBか512GB。
アウトカメラは5000万画素のウルトラビジョン、1600万画素のシネカメラ、1200万画素の望遠、800万画素のスーパーズームの4台。インカメラは外側ディスプレイにパンチホール式に設置した1600万画素が1台。
サイズは高さは161.8ミリで、幅は閉じた状態で74.6ミリ、広げると145.8ミリ。厚さは閉じた状態で13.6~14.7ミリ、広げると4.4~8.2ミリ。重さは約295グラムだ。
色は白、青、ピンク、黒の4色だ。
バッテリーは4500mAhで無線充電には非対応。OSは「Android 10」ベースのEMUI 11.0で、Googleのアプリは使えない。
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