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auから「povo」「UQ mobile」移行のお得度を比較!「データ使い放題24時間」が鍵だ(3/3 ページ)

auの低価格プランである「povo」。乗換を検討している人も多いと思うが、サブブランドのUQモバイル「くりこしプラン」も気になっていることだろう。この記事ではpovoと繰り越しプランのメリット、デメリットについて解説していく。

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家族でauの場合、キャリアメールの要らない家族は早期にpovoへの移行がベスト

 家族でauを契約しており、家族の誰かがpovoやUQ mobileなど通信量20GB前後のプランへ移行を考えている場合を見ていこう。

 まずは、家族にキャリアメールが必要、不必要な家族に分かれている場合だ。現在povoは早期移行キャンペーンとして、povoの回線も「家族割プラス」にカウントするキャンペーンを実施している。これを利用すれば、既存のauのプランを使う家族の割引額を減らさずに、キャリアメールの要らない家族はpovoへ移行できる。


povoを2021年夏頃までに契約すると、auの家族割プラスの回線としてカウントできる

家族3人でpovoとau従来プラン、光回線(auスマートバリュー対応)の場合

  • povo(20GB)……月額2728円
  • 使い放題MAX 5G/4G(無制限、テザリング30GB)+家族割プラス(3人以上)+auスマートバリュー……月額5038円
  • ピタットプラン(7GBまで段階制)+家族割プラス(3人以上)+auスマートバリュー+2年契約N……月額2178~4928円
  • 光回線(マンション向けを想定)……月額4400円~
  • 合計……1万4344円~1万7094円

 UQ mobileに家族の一部がauから移行すると、auの家族割プラスの回線数が減るのでauの従来プランを契約し続ける家族の支払額が増えてしまう。povoへの移行と比べると損だ。

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 auの家族割プラスでは2019年12月から、店頭で申し込むと住所の異なる家族も家族割プラスに加入できるキャンペーンを実施している。以前のauの家族割は離れて暮らす家族は基本的に割引の対象外だった。家族の多くがauで料金プランを数年間見直していない場合は、一度家族割を含めてプランを見直した方がいいだろう。

 家族全員がキャリアメールを使っていないなら、全員povoに移行するのがベストだ。自宅に光回線があれば、povoの通信量20GBとデータ使い放題24時間の利用で通信量無制限の代わりが務まるだろう。毎月の支払い額も1500~3000円ほど安くなる。

家族3人ともpovoに移行した場合

  • povo(20GB)……月額2728円)×3回線
  • 光回線(マンション向けを想定)……月額4400円~
  • 合計……1万2584円

 家族丸ごと他社に移行して支払額を下げたい場合は、今のところUQ mobileよりもY!mobileの方がお得だ。UQ mobileと比べると家族割引や光回線とのセット割引で安く利用でき、さらにキャリアメールや留守番電話を無料で利用できる。

 povoの魅力は、既存のauのプランにはない1GB~20GBの範囲でお得なプランという点と、「データ使い放題24時間」の存在だ。データ使い放題24時間を効果的に使うことを覚えておくと、毎月の通信量が20GBを少し超える人もpovoがお得になる。キャリアメールを使っておらず、既存のauの料金を抑えたいならpovoへ早期に移行しよう。

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