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ソフトバンクが「5G国際ローミング」の提供を開始 韓国SK Telecomの5Gエリアから
ソフトバンクが、国内キャリアとしては初めて5Gのローミングアウト(海外での5G通信サービスの利用)に対応する。まずは、韓国SK Telecomの5Gエリアの一部で、iPhone 12シリーズから対応を始める。
ソフトバンクは4月27日から、SoftBank(ソフトバンク)、Y!mobile(ワイモバイル)、LINEMO(ラインモ)の3ブランドにおいて、5G国際ローミングサービスの提供を開始した。3ブランドの5G対応プランの契約者は、海外の提携キャリアの5Gエリアにおいて5G通信を利用できるようになる。
5G通信サービスにおける国際ローミングは、NTTドコモがローミングインサービス(海外キャリアユーザーの受け入れ)を既に開始しているが、ローミングアウトサービスの提供は国内キャリアとしては初めてとなる。
対応エリアと対応端末
4月27日現在、5G国際ローミングサービスは、韓国SK Telecomの5Gエリアの一部でのみ利用できる。また、対応端末もiPhone 12シリーズ(iOS 14.5以降)のみとなる。今後、対応する国/地域や端末は、順次拡充するという。
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5G国際ローミングサービスでの通信分は、3ブランド共通で提供されている「海外パケットし放題」(1日当たり0~1980円または2980円:非課税)の対象となる。
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