完全ワイヤレスイヤフォン「Galaxy Buds2」が登場 ノイキャン対応で想定価格は149.99ドル(約1万6600円)
Samsung Electronicsが、完全ワイヤレスイヤフォンの新しいスタンダードモデルを発売する。ツイーターとウーファーからなる「2ウェイスピーカー」を備え、アクティブノイズキャンセリング機能も備えている。
Samsung Electronics(サムスン電子)は8月11日、新型の完全ワイヤレスBluetoothイヤフォン「Galaxy Buds2」を発表した。一部の市場では8月27日から販売を開始する予定で、米国における想定販売価格は149.99ドル(約1万6600円)となっている。
なお、この記事で紹介するスペックは「標準仕様」であり、投入先の国や地域によって一部が変更される場合もある。
Galaxy Buds2の概要
Galaxy Buds2は、2019年に登場した「Galaxy Buds」の後継製品で、Galaxy Budsの新たな“スタンダード”を担う製品となる。Samsung Electronicsが培ってきたオーディオに関する資産を生かしつつ、1日中着けても快適に使えることを目指して開発されたという。
没入感を高めるために、よりリッチかつバランスの取れたサウンドを楽しめるにチューニングを施したという。高音は明瞭に、低音はズッシリと聞き取れるようにするために、ツイーターとウーファーからなる2ウェイスピーカーシステムも搭載している。
アクティブノイズキャンセリングシステムは、最大で98%のノイズをカットできる性能を備えている。外部の音を取り入れる「アンビエントサウンド」機能も搭載しており、効き具合を3段階で調整できるようになっている。ノイズカットには機械学習ベースのソリューションを用いており、3基のマイクとVPU(Voice Pickup Unit)を駆使して「ハッキリかつキレイな音声」で通話を行えるという。
Galaxyシリーズのデバイスと併用する場合は、自動的に接続先デバイスを変更する「オートスイッチ」も利用できる。
アクティブノイズキャンセリングが有効な場合の音楽再生時間は、イヤフォンのみの場合は最長5時間、バッテリー付きケースを併用すると最長20時間となる。バッテリーの容量はイヤフォン部が61mAh、ケースが472mAhとなっている。ケースの充電はUSB Type-Cケーブルで行う。
カラーはOlive(オリーブ)、Lavender(ラベンダー)、Black(ブラック)、White(ホワイト)の4つを展開する。
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