iPhoneで動画視聴やビデオ通話を快適に! スタンド付きケース5選(2/2 ページ)
昨今の情勢の変化で家にいる時間が増え、動画コンテンツの視聴やオンライン会議、遠方の友人や親戚とのビデオ通話といった「スマホを長く使う時間」が増えた。そんなシーンでは、手に持っているよりスタンドなどで固定した方が楽だ。スマホの保護とスタンド機能を兼ねた、iPhone向けケース5つを紹介する。
(3)Spigen iPhone SE(2020)タフアーマー:2490円
Spigenは、タフネス仕様の周辺機器を展開するブランドとしておなじみだが、キックスタンドを備えたケース類もわずかながら展開。代表的なところでは、「タフ・アーマー」が挙げられる。こちらはiPhone SE向けだが、他のiPhoneでも提供している。
同製品はその名の通り、TPU素材のインナーケースに硬質ポリカーボネート素材の背面パネルを合わせた2層構造による堅牢性がポイント。米国国防総省が定める物資調達基準のMIL規格(STD 810-516.6)をクリアする対衝撃性能を備える。背面にはキックスタンドが搭載されており、横向きでの端末設置に適している。
(4)campino OLE stand II:2880円
campino(カンピーノ)は、SB C&Sが「SoftBank SELECTION」内で展開するスマホケースブランドの1つ。同ブランドが展開する「OLE stand」シリーズは、鮮やかなバイカラーのデザインと、豊富なカラーバリエーションが目を引く。ポップなケースが好みという場合にはぜひ検討したい候補だ。最新製品の「OLE stand II」はiPhone 12/11シリーズとiPhone SE(第2世代)に対応する。
同製品は素材にはTPUとポリカーボネートを採用。機能としては、キックスタンド部に十分な幅があり、横向きでの安定した設置が可能だ。ただし、スタンド部は内部のバネで引っ張る構造になっているため、任意での角度調整がしづらい点は理解しておきたい。
(5)TORRAS スタンド付きiPhone 12用ケース(TORRAS-SPZJ-BK-JP):3260円
TORRASは、スマホケースや保護カバーなどを多く展開する中国深センのデジタル機器ブランド。メーカー公式サイトでは、最新iPhone向けの製品は表示されていないが、ECサイトではiPhone 12シリーズ向けの製品も確認できる。
ここでは、縦向き設置を重視したスタンド付きケースに注目。素材は、PCレザーを基本に、TPUのバンパーも備えており、指紋が目立ちづらい素材といえる。なお、スタンド部はケース背面の表面に対してパタンと折り畳める構造になっているのがユニークだ。
筆者だったらどう選ぶか
もし、この中から筆者が購入するとしたら、まずESRのメタルキックスタンドケースを選ぶ。各製品ともに“スタンド”という基本用途そのものに大きな差はないものの、ESRのケースは柔軟な角度調整が行える点や、縦横問わずに使える汎用(はんよう)性に魅力を感じたからだ。
さらに、台所でレシピ動画などを表示させることを考えると、水回りでも心配なく使える素材は安心できる。そして何より、価格とのバランスを考えると2000円未満で入手できるのはうれしい。同様の視点でいえば、TORRASのケースも魅力的だが、価格が1000円以上高くなることや、日常的に水回りで使うことを考えるとレザー素材の劣化も気になった。
一方、外観を優先するのであれば、トイ風のデザインを楽しめるcampino OLE stand IIも候補として検討したい。想定用途によっては、Spigenやadidasのケースも魅力的なのだが、筆者の場合屋外での利用頻度はさほど多くないので、優先度は低めだ。
日常シーンでバイカラーのデザインを楽しみつつ、たまにスタンドが活躍する程度で十分だと感じる。ただし、構造上スタンドが機能する角度がどのくらいなのかが気になるので、あくまで、スタンド機能は“おまけ”としての認識した上での選択になるとは思う。
最後に繰り返しとはなるが、動画視聴やビデオ通話、レシピ検索など、スタンド付きケースが活躍する機会は多い。同ジャンルの製品購入を検討する際には、本稿で紹介したアイテムやブランドなどもぜひ参考にしてほしい。
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