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軽くて高コスパ、「AQUOS zero6」と「AQUOS sense6」はどちらが買い? 使用感を徹底比較した(4/4 ページ)

シャープの最新ミッドレンジスマートフォン「AQUOS zero6」と「AQUOS sense6」が発売された。プロセッサやメモリは異なるものの、どちらも高精細な有機ELディスプレイを搭載し、アウトカメラの基本スペックも共通している。使い勝手はどう違うのか? コスパが高いのはどちら?

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ゲームや映画を楽しみたいならzero6、コスト重視ならsense6がおすすめ

 AQUOSは、シャープ独自のアシスタント機能「エモパー」や、素早く決済アプリを起動できる「Payトリガー」など、独自の便利機能が充実している。おサイフケータイが使えて、防水・防塵にも対応している。それらの仕様は両モデルが共通している。


AQUOSの独自機能は、ホーム画面にプリセットされた「AQUOSトリック」から確認して、使いたい機能を設定できる

これまで使っていた機種からUSBケーブル経由でデータを移行できる「超かんたんデータコピー」も両モデルが対応。iPhoneからのデータ移行も可能。変換アダプターが付属している

 AQUOS zero6とAQUOS sense6のどちらを買うべきかを迷うのなら、どう使いたいかという用途を明確にすべきた。ゲームを見たり、映画を楽しんだりするには、画面が大きく、CPUの性能が高いzero6が有利だ。zero6は軽いので、結果として、長時間手に持っていても疲れないというメリットもある。


ゲームを楽しみたい人にはAQUOS zero6がおすすめ。軽いので、片手で長く持ち続けても疲れにくい

 WebやSNS、カメラといった日常的な用途がメインであれば、安いAQUOS sense6を選ぶのが得策だ。zero6よりスペックは低いとはいえ、普段使いには申し分のないスペックを備えていて、アルミボディーの質感もいい。価格だけに目を向ければ、より安いモデルはあるが、AQUOSはスペックや機能に妥協せず、多くの人がスマホでしたいことを漏れなく実現できる仕様になっている。まだスマホを使いこなしていないが、いろいろなアプリを試してみたいと考えている人にも格好の選択肢となるだろう。

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横幅が約70mmと細いAQUOS sense6は、Webやメールなどの基本操作が多い人に適している
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