Googleがワイヤレス充電台「Pixel Stand」の第2世代を発売 急速充電対応で税込み9570円
Googleのワイヤレス充電対応のイヤフォン「Pixel Stand」の第2世代製品が12月14日に発売された。Pixel 6/6 Proの他、EEPに対応するQiデバイスにおいて急速充電を利用できることが特徴だ。
Googleは12月14日、ワイヤレス充電台「Google Pixel Stand(第2世代)」を発売した。同社の直販サイト「Google Store」における販売価格は9570円(税込み)となる。
新しいPixel Standは、非接触充電に対応するPixelブランドのスマートフォンやワイヤレスイヤフォンの他、Qi(チー)規格の非接触充電に対応する各種デバイスの充電に対応する。充電時の最大出力は以下の通りとなる。
- Pixel 6 Pro:最大23W(※1)
- Pixel 6:最大21W(※1)
- Qiデバイス:最大15W(※2)
(※1)12月に配信される予定のソフトウェア更新を適用した場合(後述)
(※2)EPP(Enhanced Power Profile)対応デバイスの場合
本体には冷却ファンを内蔵しており、特に急速充電時に発生しがちな発熱への対策がしっかりとなされている。「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」では端末側の設定によって充電スピードを調整可能だ。ただし、両端末における最大出力での充電や充電スピードの調整機能を使うには、12月配信のソフトウェア更新を適用する必要がある。
サイズの小さなワイヤレス充電対応のイヤフォン(のケース)を充電するための専用コイルも搭載している。
非接触充電に対応する「Pixel 3」以降のPixelスマートフォンでは、ワイヤレス充電中に「Google Nest Hub」と同じように使う機能を有効化できる。具体的には「めざましディスプレイ」「フォトフレーム」「おやすみ時間」を利用可能だ。
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