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Apple Watchに“独立”した電話番号――auの「ウォッチナンバープラン」が他社回線ユーザーの申し込み対応を拡大 全てのauショップで受け付け
KDDIと沖縄セルラー電話がApple Watch向けに提供している「ウォッチナンバープラン」について、au携帯電話を契約していないユーザー向けの契約受付窓口が拡大される。12月21日以降は、全てのauショップとau Styleで申し込めるようになる。
KDDIと沖縄セルラー電話は12月21日から、Apple Watch(GPS + Celluarモデル)専用の「ウォッチナンバープラン」について、au携帯電話回線を保有しないユーザーからの新規契約の受け付けを拡大する。従来は、一部のau直営店でのみ受け付けていたが、今後は全てのauショップとau Style(※1)で契約できるようになる。プランの税込み月額料金は385円で、月間250MBのデータ通信容量が付帯する。
(※1)ライフデザイン(非通信)商品も取り扱うauショップ
非auユーザーの申し込み方法
au携帯電話を契約していない人(「UQ mobile」「povo」ブランドの契約者を含む)がウォッチナンバーを申し込む場合、以下の条件を全て満たす必要がある。
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- iOS 15以上を搭載する「iPhone 6s」以降のiPhoneを親機とすること
- watchOS 8.3以降を搭載する「Apple Watch Series 4」以降を子機とすること
契約に当たっては、au携帯電話の新規契約に必要な持参物(本人確認書類、支払い方法を設定するためのカード類など)に加えてApple WatchのEID(※2)が必要となる。EIDはApple Watchの外箱、またはペアリングしたiPhoneの「Watch」アプリから確認可能だ。
(※1)eSIMを識別するための32桁の番号
なお、au携帯電話ユーザーであっても、以下のいずれかの条件に当てはまる場合はauショップやau Styleでの申し込みが必要となる。
- 親機のau携帯電話の回線契約が法人名義、または未成年者名義の場合
- ウォッチナンバーの利用者が未成年の場合
- 親機用の回線を新規契約した当日にウォッチナンバーも新規契約する場合
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