auの「無線LAN STICK」が接続できるデバイスを拡充 手持ちのタブレットやPCでも利用可能に
KDDIと沖縄セルラー電話が発売している4G LTE対応小型ルーター「無線LAN STICK」が、1月中旬以降に実施予定のソフトウェアアップデートで接続可能な機器を拡大する。アップデート後は、タブレットやPC、ゲーム機などをインターネットに接続できるようになる。
KDDIと沖縄セルラー電話は1月中旬以降に、4G LTE対応小型無線LANルーター「無線LAN STICK」に対してソフトウェアアップデートを実施する。これにより、従来は接続できなかったタブレット、PCやゲーム機の接続も可能となる。アップデートの開始日は、決まり次第改めて告知される。
無線LAN STICKは、専用の料金プラン「無線LAN STICKプラン ds」(税込み月額550円)」に加入することで、手持ちのauスマートフォンの料金プランのデータ通信容量(※1)を共有してスマートスピーカーやau HOMEデバイス、タブレット「TCL TAB 10s」など指定機器をインターネットに接続できる。
(※1)スマートフォン単体での月間データ通信容量を無制限としているプラン(データMAXプランなど)と組み合わせて使う場合は、テザリング/世界データ定額用に設定されている月間容量を共有する
今回のアップデートを適用すると、接続する機器に関する制限が廃止される。これにより、2.4GHz帯の無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)に対応する各種デバイスでもデータ通信が利用できるようになる。ただし、auスマートフォンのプランとデータ通信容量を共有する仕様に変更はない。
「無線LAN STICKおトク割」は提供終了
現在、無線LAN STICKプラン dsの新規加入者には月額料金を37カ月間半額とする「無線LAN STICKおトク割」を提供しているが、この割引プログラムの新規提供は1月19日をもって終了することになった。提供終了日までに加入した場合は、引き続き割引を受けられる。
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