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楽天モバイルが基地局の工事/運用を行う子会社を設立 基地局開設の品質や安全性の向上を目指す
楽天モバイルが、携帯電話基地局に関する業務を担う子会社を統合して「楽天モバイルエンジニアリング」を発足させる。今回の新会社設立(子会社統合)によって、基地局の開設に当たっての品質や安全向上を目指すという。【画像差し替え】
楽天モバイルは4月1日、携帯電話基地局の工事/運営などを担う子会社「楽天モバイルエンジニアリング」を設立する。事業運営の効率化、維持管理コストの削減に加え、基地局開設における品質や安全性の向上を図ることが目的だという。
【画像差し替え:16時40分】楽天モバイルが配信したニュースリリースに一部誤りがありました。それに伴い、記事内の画像を差し替えました
楽天モバイルには、携帯電話基地局関連の業務を行う「T.H.I.R」と「GLAM.R」の2つの完全子会社が存在する。楽天モバイルエンジニアリングは、T.H.I.RがGLAM.Rを吸収合併した上で商号(会社名)を変更する形で発足する。
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新会社の社長には楽天モバイルの矢澤俊介副社長が就任する。本社の所在地はT.H.I.Rから変わらない(横浜市港北区)。
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