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「Xiaomi 11T Pro」の1億800万画素カメラはさすがのハイクオリティー 多彩な撮影・編集機能で遊ぶべし荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/4 ページ)

10万円を超えるハイエンドスマートフォンで写真をきれいに撮れるのは当たり前。「Xiaomi 11T Pro」は価格的には下だが、1億800万画素の高画質と多彩な撮影・編集機能が魅力的だ。

多彩な撮影・編集機能で遊ぶべし

 と、一通り撮ってみたところで人物。自撮り用のインカメラは1600万画素。まあ普通に高画質だ。


自撮りしているの図。自撮りカメラは1600万画素でポートレートモードとか動画撮影もOK

インカメラでポートレートモードなり。逆光だったけどきちんと顔がほどよい明るさで撮れている

 続いてアウトカメラ。まず普通に撮影する。


陽射しが強かったけど白トビもせず、青空もくっきりである

 続いて、ビューティー機能+「おとぎ話フィルター」をかけてみる。

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ちょいとフィルターをかけてみた。フィルターのバリエーションは多くて「おとぎ話」とか「恋空」とかそんなのも

 さて面白いのが「クローン」。背景を固定し、前景に人物を置いてシャッターを切ると人物だけがどんどん追加されていくという、文字で書くとめんどくさいので作例をどうぞ。


クローン機能に挑戦

カメラを固定し、被写体の場所を変えて4回撮影した

 そして出来上がり。

 シャッターを押せるのは4回までで、カメラを動かしちゃいけないとか、人物が多いと人として認識してくれないとかコツはいるけれども、遊べるカメラ機能ってことで。


クローン撮影完了。こんな写真をさっと撮って遊べる(カメラを動かしちゃうと怒られるので慎重に)

 さらにポートレートモードで撮った写真は撮影後にもいろいろ遊べる。まずはもとのポートレートモードの写真。


ポートレートモードで撮影。キツネが可愛かったので

 ギャラリーの編集機能から「絞り」アイコンをタップすると、ポートレートモードならではのさまざまな編集を楽しめる。面白いのは「ライトトレイル」。


ライトトレイル機能で渦巻をかけてみた。要するに人物以外にフィルターをかけるのだ

 ちょいと「渦巻」をかけてみたら、背景がぐにゅんと渦巻に。


肝心のキツネが渦巻で消えちゃったけど、これも遊べる機能

 ギャラリーの編集機能では「消しゴム」も要注目だ。2021年秋に出たPixel 6シリーズで話題になったこの機能、2022年はいろんなところが挑戦してくると思う。

 分かりやすいところでは線。電線を消す機能ですな。線を削除と手動を組み合わせて背景をすっきりさせてみた。


背景の電線が邪魔だったので、「線を削除」機能で消す。ついでにライトも「手動」で消してみた

無事背景がすっきりしました

 人物を消す機能もあるけど、こっちは背景をうまく補完できないとちょっと難しい。背景がすっきりしていればいいけど、こんな風に複雑だったりすると……。


ホームにいる人を消そうと「人物を削除」を実行。すると人物と判断された被写体を教えてくれる。あとは1つずつ指定して消していく。

 さすがに不自然なことになる。


さすがにきれいに消すのは無理でした

 でも、このようにちょっと人が写り込んじゃったーってときには役立つので、あなどれない。


左がもとの写真。右が人物を削除後の写真。知らない人が写ってしまったときにこうして消すのはあり

 まあこの辺のAIを駆使した編集機能は各社とも力を入れてきそうで、進化が楽しみなところだ。

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