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「Xiaomi 11T Pro」の1億800万画素カメラはさすがのハイクオリティー 多彩な撮影・編集機能で遊ぶべし荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

10万円を超えるハイエンドスマートフォンで写真をきれいに撮れるのは当たり前。「Xiaomi 11T Pro」は価格的には下だが、1億800万画素の高画質と多彩な撮影・編集機能が魅力的だ。

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いろんなシチュエーションで画質をチェック

 ではAI機能とHDRオートを駆使していろいろと撮ってみたい。

Xiaomi 11T Pro
では撮影だ。画面が6.67型と大きくてインカメラも小さな穴で気にならない

 やっぱ春だよね、ってことで桜から。これ撮ったの3月の頭なのにもうソメイヨシノ? と思ったら、「玉縄桜」というソメイヨシノから改良された早咲きの種だそうな。鎌倉(神奈川県立フラワーセンター大船植物園)で生まれた新しい桜だ。

Xiaomi 11T Pro
気が早い桜がいたので、まずは広角カメラで撮影。AIが「花」と認識してくれた

 となるとスーパーマクロの出番だ。

Xiaomi 11T Pro
スーパーマクロカメラで撮影中。HDRは使えないけどAIは効く
Xiaomi 11T Pro
スーパーマクロカメラで撮った桜の花。500万画素だがここまでアップで撮れるのだ

 もう1つスーパーマクロネタを。スーパーマクロ肉。

Xiaomi 11T Pro
スーパーマクロモードで撮った肉。もう肉である。溶けていくバターがまたいい。肉っぽさがちゃんと出ている

 ガスタンクのところで書いた通り、青空はめっちゃ濃く鮮やかに出る。

Xiaomi 11T Pro
青空と飾ってあった布。この色鮮やかさは気持ちいい
Xiaomi 11T Pro
超広角カメラで。逆光気味だがHDRがちゃんと仕事してくれた。その場全体をおさめたいときにこの超広角カメラは優秀。

 室内や暗い場所でもノイズは少なくてキレイだ。

 センサー自体が「デュアルネイティブISO」仕様になっているからだろう。明るい場所での低ISO感度モードと、暗い場所での高ISO感度モードを持っており、一定以上ISO感度が上がると自動的に高ISO感度モードに切り替わり、ノイズが少ない画像を得られるのだ。詳細は不明だが、最近、デジタル一眼でも使われ始めている技術だ。

Xiaomi 11T Pro
撮影データを見るとISO2566と非常に感度が上がっているが、それを感じさせないクオリティーなのは良い。ちょっと前のスマホカメラならノイズが乗ってディテールがもやっとしちゃうところだ
Xiaomi 11T Pro
夜の公衆電話。これも暗いけどピシッと写ってくれた

 暗いところついでに夜景。自動的に夜景モードになるし、メニューから夜景を選んでもOKだ。

 ノイズが少なくて夜景っぽくてすごいのだけど、ちょっと夜空にゴーストが出ちゃいましたな(団地の明かりがレンズ内で反射してずれた場所に写っちゃっている)。

Xiaomi 11T Pro
もはや当たり前の複数枚撮影してきれいな夜景を捉える夜景モード。よく見るとゴーストは出ているけど、基本画質は素晴らしい

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