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聴覚サポートイヤフォン「Olive Smart Ear Plus」、OTAでノイズ除去精度が向上

Olive Unionは、OTA(Over The Air)を自社製品の聴覚サポートイヤフォン「Olive Smart Ear Plus」に導入した。集音後のノイズをきめ細かく除去できるようになった。自動アップデートを重ねることで、商品の新調時間やコストを減らせるとしている。

 Olive Unionは、無線通信でソフトウェアのアップデートが可能なOTA(Over The Air)を、自社製品の聴覚サポートイヤフォン「Olive Smart Ear Plus」に導入した。

 Olive Smart Ear Plusは、Bluetoothでスマートフォンに接続し、利用者が専用アプリで音の調整を行える。日本で医療機器認定を取得した補聴器ではないが、アプリでの診断結果をもとに自動で音の聞こえ具合を調整してくれるのが特徴の1つとなっている。


Olive Smart Ear Plusは同社のサイトを通じて提供されている。トライアル後、月額制(5390円)か一括購入(7万7000円)かを選べるようになっている

 OTAによりVAD(Voice Activity Detection)「音声区間検出技術」を追加でき、集音後のノイズをさらにきめ細かく除去でき、必要な音だけを耳に届けることが可能になったという。

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従来の音声検出機能レベルが向上した結果、雑音(ピンク色)が除去され、本当に必要な音(グリーン)だけを抽出できる

 また、補聴器のように電池交換や店舗での補正確認などが要らないことに加え、ユーザーの意見をもとに自動アップデートを重ねることで、商品の新調時間やコストを減らせることもメリットに挙げている。


OTAにより新機能が追加される

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