ParaviがiOS 14以降のピクチャ・イン・ピクチャに対応 “ながら見”を強化
プレミアム・プラットフォーム・ジャパンは4月18日、スマートフォン・タブレット向けの動画配信アプリ「Paravi」を大幅にリニューアルし、最新バージョンを公開した。聴履歴をもとにおすすめ作品のリストを日替わりで提案する「パーソナライズレコメンド」機能を実装した。iOS 14以降の端末でParaviの動画を視聴しながら別のアプリを操作できる「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能などにも対応した。
プレミアム・プラットフォーム・ジャパンは4月18日、スマートフォン・タブレット向けの動画配信アプリ「Paravi」を大幅にリニューアルし、最新バージョンを公開した。
目玉機能は「パーソナライズレコメンド」。聴履歴をもとにおすすめ作品のリストを日替わりで提案する。
“ながら見”の強化もポイントだ。Paraviで作品をダウンロードしながら別のアプリを操作できるようになったことに加え、iOS 14以降の端末でParaviの動画を視聴しながら別のアプリを操作できる「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能に対応した。
この他、一部のコンテンツで字幕表示が可能になった。テレビデバイスには4月中に実装される予定だ。
Paraviは、TBS、テレビ東京、WOWOW、日本経済新聞社、電通などが共同で立ち上げた動画配信サービス。映画、アニメ、スポーツ、ライブ配信などの作品をそろえる。今後、ドラマやバラエティを中心にした独自コンテンツを強化するという。
月額料金(税込み)は見放題のParaviベーシックプランが1017円(iTunes Store決済時は1050円)、日経電子版Paraviセットが5094円となっている。コンテンツ毎に料金が異なるレンタル作品も楽しめる。
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