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列車が遅延したらクーポンを配布 JR東日本とAxon Vibが実証実験
JR東日本とAxon Vibeは、アプリ「Tokyo Nudge」を開発。利用者の行動情報と列車の運行状況などの条件に応じ、エキナカなどの店舗で利用できるクーポンを配布する。対象路線は山手線の全線と京浜東北/根岸線の全線。
JR東日本とAxon Vibeは、5月30日に一定条件下でクーポンを配布するアプリ「Tokyo Nudge」の開発を発表。6月1日~7月31日に実証実験を行う。
本アプリをダウンロードした利用者の行動情報と、列車の運行状況などの条件に応じて「NewDays」「NewDays KIOSK」「ベックスコーヒーショップ」や個室型シェアオフィス「STATION WORK」で利用できるクーポンを配信。ユーザーの満足度や購買行動にどのような変化を及ぼすかを調査し、結果を検証して今後のサービス向上に役立てるとしている。
クーポンの配布条件は、対象路線の利用時に列車が5分以上遅延していた場合など。また、対象路線を22時~0時に利用した場合は翌朝8時にエキナカ店舗で使えるクーポンを配布する。クーポン内容はNewDays/NewDays KIOSKのパスタ/調理麺50円引き、ベックスコーヒーショップの全ドリンク100円引き、 STATION WORKの30分無料など。
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対象路線は山手線の全線と京浜東北/根岸線の全線で、参加条件は期間中対象路線を週2日以上利用すること。期間中に各種アンケートへの協力も必要となる。アプリの対応OSはiOS 13/Android 7.0以上で、3G/4G/5Gで常に通信可能な端末であること。
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