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「Redmi Note 11 Pro 5G」の1億800万画素カメラで驚いたところ、不満だったところ荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/2 ページ)

「Redmi Note 11 Pro 5G」は、「Redmi note 11」とは当然さまざまなスペックが違う。特にカメラが1億800万画素のメインカメラを持ち、AIで補完すればきれいな絵が撮れるのだ。

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Redmi Note 11に比べてメインカメラが目立つデザインになったNote 11 Pro 5G

 Xiaomiの「Redmi Note 11」と「Redmi Note 11 Pro 5G」。

 Proの有無でどう違うのか、というと、まあ当然ディスプレイが違ったりリフレッシュレートが違ったり、SoCのランクが違ったりするのだけど、ここではカメラの話。

 一見、Note 11はクアッドカメラでNote 11 Pro 5Gはトリプルカメラなので、クアッドカメラの方がいいじゃん、と思われがちだけど、Note 11の4つ目のカメラは深度用カメラ、つまり単体での撮影はしないもの。実質的にはトリプルカメラだ。

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 そして違うのはメインカメラ。Note 11は約5000万画素なのに対し、Note 11 Pro 5Gは約1億800万画素なのである。


Redmi Note 11のカメラ部。4つカメラがあるが、1つは深度用で単体では使わない

Redmi Note 11 Pro 5Gのカメラ部。メインカメラが少し飛び出て分厚くなっているのが特徴

1億800万画素カメラで撮ってみる

 Redmi Note 11のメインカメラは5000万画素であるが、原則として「4画素を1つ」として扱う設計になっている。だからデフォルトでは画像サイズは1250万画素相当となる。

 Redmi Note 11 Pro 5Gのメインカメラは1億800万画素だが、これを9で割るとちょうど1200万。デフォルトでは9画素を1つとして扱う設計になっているのだ。

 しかも、Note 11 Pro 5Gのカメラの方がセンサーサイズがちょっと大きいわけで、Note 11とNote 11 Pro 5Gのカメラの差はメインカメラにあり、なのだ。

 取りあえずいつものガスタンクで。


1億800万画素から作る1200万画素の画質だ

 さらにメニューから「108M」を選ぶと1億800万画素モードで撮れる。HDRが使えないとかAIシーン認識が使えないという制限はあるけれども、何しろ1億画素である。

 昼間の屋外風景を撮るときなんか重宝すると思う。


108MモードにするとHDRやAIシーン認識は使えないけど108Mである

これが1億800万画素の12000×9000ピクセルの画像だ

 で、12000×9000ピクセルというとんでもないサイズなので、分かりやすく中央部分を100%表示にして並べてみた。


1200万画素と1億画素。中央部を等倍表示するとこれだけ大きさが違う。1億画素で撮ったものは細かい文字も読める

 これはすごい。

 なお、超広角カメラはNote 11と同じで800万画素と画素数は控えめだ。


超広角時は画素数がちょっと落ちる。ディテールの描写は甘いけど、まあ超広角は超広角ならではの空間を捉えるものということで

 3つ目のカメラは200万画素のマクロカメラ。1600×1200ピクセルと微妙なところはあるけど、このクラスでは既にポピュラーな存在だ。


マクロをオンにするとマクロカメラに切り替わり、マクロの距離でしかピントが合わなくなる

マクロカメラの200万画素写真。ネイルを撮るなど、めっちゃ至近距離で撮ったそのままシェア、みたいなニーズだろうか
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