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イギリス生まれの「Nothing Phone(1)」はどんなスマホ?Mobile Weekly Top10

中国OnePlusの共同創業者が、イギリスで新たに立ちあげた「Nothing Technology」。その第2弾製品として、同社は初のスマートフォン「Nothing Phone(1)」を投入します。日本でも発売されることになりましたが、果たしてどんなスマホなのでしょうか……?

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2022年7月14日から2022年7月20日までの7日間について集計し、まとめました。


日本での発売が決まった「Nothing Phone(1)」

 アクセス数の1位は、日本でも8月から発売される新型スマートフォン「Nothing Phone(1)」のレビュー記事でした。

 Nothing Phone(1)は、中国OnePlus(OPPOのグループ企業)の共同創業者カール・ペイ氏がイギリスで起業した「Nothing Technology(ナッシングテクノロジー)」の第2弾製品にして初めてのスマートフォンです。背面に透明な素材を採用し、内部にLEDライトを仕込んでいることが特徴で、その外観から大きな話題となっています。

 OSはAndroid 12をベースにした「Nothing OS」を採用しています。自社カスタマイズしたAndroidに独自の「OS」名を付けている場合、その多くは素のAndroid(≒GoogleのPixelシリーズ)から大幅なカスタマイズを施しているのですが、このNothing OSはカスタマイズを極力行わないという方針を採っています。目立つ外観とは裏腹に、操作面における“クセ”は少なくなっています。

 とはいえ、レビュー記事でも指摘がある通り、日本向けのローカライズはあまりなされていません。確かに「だからこそ良いのだ!」ともいえるのですが、おサイフケータイや防水/防塵(じん)性能を備えないことで「普段使いにちょっと不安だなぁ」と思わないこともありません。ただ、それが「売れない」理由になるかといえばそんなこともありません。

 直販以外の販路は一体どうなるのでしょうか……?

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