まとめ
酷暑日は「スマホ熱中症」に注意 原因と対策を4キャリアに聞いた(2/2 ページ)
真夏日が続く2022年の夏。外出する際に人間やペットが熱中症にかからないように気を付けるのはもちろんだが、「スマホの熱中症」にも気を付けたい。
保冷剤はNG! 涼しい場所で自然冷却を
最後に、スマホが熱中症になってしまった場合にどうすればよいか、何をしてはいけないのかについてたずねてみました。
全社からの回答で共通していたのは、「今行っている操作をやめること」。これには充電をやめることも含まれています。
その他、KDDIは「自然冷却が一番。(常温の)扇風機の風を当てることも効果的」、ソフトバンクは「ケースやカバーを外して放熱しやすくすること。それでも発熱が治まらない場合は電源をOFFにすること」と回答。楽天モバイルからは「ケースやカバーを外すこと」の他、「風通しのよいところや金属トレイの上に置くなどして放熱を促すように」と教えてもらいました。
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逆に、絶対にしてはいけないのは、冷蔵庫に入れる、保冷剤を当てる、水をかける、水に沈めること。急激な温度変化により、内部に結露が生じて、部品の腐食やショートにつながり、故障の原因となるからです。同じ理由で、エアコンの風に当てるのもNGとのこと。ついつい早く冷やして、作業の続きをしたいと考えがちですが、急がば回れというわけですね。
今回、冒頭でスマホ熱中症テストに使ったAQUOS sense5Gで推奨されている周囲温度は温度はセ氏5度~35度。そのラインをギリギリ超えない室内で10分間の動画を撮影してみたところ、停止しませんでした。メーカーが推奨しているラインを守る必要性を強く感じました。
いずれにせよ、猛暑の夏は、人間にとってもスマホにとっても厳しい季節といえます。
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