スマホの買い替え期間が長期化、iPhoneユーザーが顕著に ニューズドテックが調査
ニューズドテックは、8月10日に「スマホの買い替え期間調査アンケート」の結果を発表。長期化の傾向にある理由は端末の高騰や現状で満足といった回答が多く、iPhoneユーザーの方が顕著に表れている。
ニューズドテック(旧携帯市場)は、8月10日に「スマホの買い替え期間調査アンケート」の結果を発表。対象は1都3県在住の20~60代の男女500人で、クロスマーケティング・グループの「QiQUMO(キクモ)」を利用して行った。
スマートフォンの買い替え期間は「あまり変わらない」が61%となった一方「長くなった」「長くなりそう」は合計28%。同条件で2月に実施した調査結果では21.2%だったため、約半年で7ポイント上昇している。
買い替え期間が長くなった/長くなりそうと回答した理由(複数回答)は、1位が「スマホが高騰したから(36%)」、2位が「今のスマホで満足(29%)」、3位が「データ移管の設定が面倒(13%)」、4位が「機種変更(手続き)が面倒(12%)」となった。理由を機種別(iPhone/Android)で見ると、端末の高騰や現状で満足といった回答はiPhoneユーザーの方が多い傾向にあった。
全体へ端末の購入時期を聞いたところiPhoneは2020年、Androidは2021年がピークとなった。さらに買い替え予定の時期を聞いたところ、1位が「買い替えの予定が無い(52%)」、2位が「1年後(14%)」、3位が「2年後(12%)」となった。同社ではiPhoneは高額のため分割で支払うケースが多く、サイクルも2年以上になりやすいことに加え、現状に満足しているユーザーもAndroidに比べてやや多いことから、iPhoneユーザーの買い替えサイクルはより長期化すると推測している。
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