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iOS 16では「重複した画像」を結合できる ストレージの確保に便利iPhone Tips

iOS 16の新機能として、「写真」アプリに同一だったり似ていたりする画像をまとめて結合する機能が追加された。この機能を使えば、「存在を忘れて数カ月ぶりに保存した」同じ画像や、「大量に連写したが結局動きがなかった」写真などをまとめて1つに結合できる。

 iOS 16では、新たに「写真」アプリで同一だったり、似ていたりする画像をまとめて結合する機能が追加された。アプリ最下部の「重複項目」から閲覧でき、似通っているがメタデータが違う画像を自動で判別してまとめている。

「写真」アプリのトップから最下部へ移動すると「重複項目」があり(画像=左)、自動判別された似ている画像がまとめられる(画像=右)

 ちなみに筆者はほぼ毎週、昼食に同じ店舗の同じメニューを頼み、似たような写真を撮影しているが、それらは同じ写真としてまとめられなかった。一方で数カ月をおいてダウンロードした同一の画像はしっかりと結合する対象に選択されており、画像の判別は細かく行われている印象だ。

 画像は「結合」ボタンをタップすれば1つのデータに結合できる。結合後は「最も品質が高く関連性の高いデータ」と判別したものを保持し、残りは「最近削除した項目」へ移動する。

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個別に画像を選択しても結合できる。画像を選択後(画像=左)、「結合」をタップするとダイアログののち結合できる(画像=右)。ちなみに写真は秋葉原にある「麺屋武蔵 巌虎」の「濃厚巌虎つけ麺」だ

 画像は「選択」をタップすれば複数選択して結合も可能となっている。また、上にドラッグすると時間をさかのぼることができ、過去に保存したことのある重複した画像も確認できる。保存したことを忘れてもう一度保存した画像も結合できるため、ストレージを開放するのに便利だ。

画像は複数選択でき(画像=左)、過去の重複画像を確認することも可能だ(画像=右)

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