iPhoneのスクショを保存せずシェアする方法 iOS 16で新機能追加：iPhone Tips

これまでもiPhoneでスクリーンショットを撮影してシェアすることはできたが、iOS 16では新たに「コピー＆削除」という項目が追加された。これを使うと、スクショのデータを別のアプリにペーストでき、しかもストレージに残らない。スクショをシェアして削除、ということをしないで済む。

[雪城あさぎ，ITmedia]

　iOS 16では、スクリーンショットを撮影した後にクリップボードにコピー＆ペーストするだけで「写真」アプリに残さない機能が追加された。これまでもスクリーンショットを撮影してからシェアする機能は存在したが、「スクショをシェアした後に削除する」というユーザーにはうれしい追加機能だ。

　まずは通常通りスクリーンショットを撮影する。その後撮影したスクリーンショットをタップして編集画面に移り、「完了」をタップすると「コピー＆削除」が選べる。

スクショを撮影して「完了」をタップし（画像＝左）、「コピー＆削除」をタップする（画像＝右）

　選択すると、画像データをクリップボードにコピーする。ここで別のアプリ（LINEやTwitter、Discordなど）へ移り、「ペースト」を選べば画像を貼り付けられるという仕組みだ。

例えばLINEだ。テキスト入力部をタップして「ペースト」をタップし（画像＝左）、画像を貼り付けられる（画像＝右）

　iOS 15以前でも、スクリーンショットをシェアした後に削除することはできたが、iOS 16の新機能を使えば、別途削除の操作をする必要がなくなる。

　一度しか見られない映像やゲームのシーンを撮影したスクリーンショットならまだしも、Webサイトの画像やホーム画面をチャット中の相手にシェアする場合はシェアした後に削除することも多い。そういった場合にこの機能を使えば、削除の手間もなく、ストレージを圧迫することもなく相手に送信できる。