MagSafe対応アイテムでiPhoneのカメラが数段レベルアップ 非対応機種でもOKなワザまで解説(2/2 ページ)
MagSafeのいいところは、磁石でくっつけるだけなので着脱が簡単なこと。さらに円形のエリアがしっかり定められているので位置決めがしっかりできることかと思う。磁石だけなので不用意な衝撃ではずれやすいってのは考慮すべきだけど、使って見ると実に便利なのだ。
MagSafe対応ケースも欠かせない
MagSafeアイテムを駆使するにはMagSafe対応ケースが欠かせない。ケースが薄ければある程度磁力は残るけど、でも実用に耐える強度は得られないのだ。
Apple純正のみならずサードパーティーからもいろいろと出ている。下記写真の左はApple純正のシリコーンケース。右はトリニティのSimplism MagsSafe対応ハイブリッドクリアケース。
MagSafe対応ケースは製品によって「磁力」が違っているのが悩ましいところではあるが、このクリアケースは「磁気増強メタルリング」搭載と書いているだけあって純正ケースより磁力が強いのだ。だから今回紹介するような使い方をする人におすすめしたい。安いしね。
普段使っているケースをMagSafe対応にしちゃえ
とはいえ、まだまだMagSafe対応ケースは少ないわけで、そういうときはどうするかというと、普段使っているケースをMagSafe対応にしちゃえばいいのである。
試しにSnapGripに付属するマグネットステッカーを、Android端末(OPPO Find X3)に貼ってみたら、無事、Android端末もMagSafe対応に。
ちなみに、Qiに対応している端末なら、Android端末でもiPhone用のMagSafe充電器で充電もできる。
普段使っているiPhoneやケースがMagSafe非対応だ、という人は各社からiPhone用ケースをMagSafe化するステッカーが出ている。ぜひ試してみてほしい。
写真はトリニティのSimplism MagRing。この製品はiPhoneの中心にしっかり貼るための位置合わせのツールも付属しているのが良さだ。充電で使うときは特に位置がぴったり合っていることが重要だから(ずれているとロスが大きくなる)。
かくして、MagSafeは充電のみならずいろんなシーンで活躍するということ、自分のiPhoneがMagSafe非対応、あるいはケースがMagSafe非対応でも無理やり対応にできることを考えると、もっといろんなシーンで使われていいんじゃないかなと思っているのでぜひいろいろとご活用ください。
ただし、磁力に頼って振り回してiPhoneを落としてアレなことになっても……そこは自己責任で。
モデル:長谷川実沙
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