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月額250円で32kbps、mineoに新プラン「マイそく スーパーライト」 音声専用やサブ回線用に

オプテージが、MVNOサービス「mineo」向けに新料金プラン「マイそく」を2月22日から提供する。月額250円で32kbpsのデータ通信と音声通話が利用できる。32kbpsで利用できるのはテキストメッセージのやりとりに限定され、音声専用やサブ回線としての利用を想定している。

 オプテージが1月31日、MVNOサービス「mineo」向けの新料金プランとして「マイそく スーパーライト」を発表。2023年2月22日から提供する。


mineoの新料金プラン「マイそく スーパーライト」

 マイそくスーパーライトでは、月額250円(税込み、以下同)で32kbpsのデータ通信と音声通話が利用できる。通信速度は24時間365日、32kbpsで変わらないが、1回330円の「24時間データ使い放題」を利用することで、通常速度に切り替えられる。

 これまで、マイそくでは平日昼間(12~13時)の通信速度を32kbpsに抑える代わりに、一定の速度で使い放題となるプランを提供してきた。その内容は、3Mbpsで月額2200円の「プレミアム」、1.5Mbpsで月額990円の「スタンダード」、300kbpsで月額600円の「ライト」。

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 今回加わったスーパーライトでは、これまでのマイそくの制限速度である32kbpsが通常速度になる代わりに、安価に回線を維持できる。32kbpsで利用できるのはテキストメッセージのやりとり程度に限定され、IP電話やQRコード決済、テキストサイトの閲覧などはできない。なお、データ通信の発生しないFeliCa決済は利用できる。090番号や080番号を用いた音声通話の通信は制限されず、他のプランと同等の品質で利用できる。


マイそくの各プランで利用できるサービス

 オプテージは通話オプションと組み合わせた通話専用回線、もしものときのバックアップ回線として使うことを想定している。子どもの初めてのスマホ用に使い、自宅ではWi-Fiで使い、外出先では着信専用で使うといったことも可能だ。


マイそくとオプションサービスを組み合わせることで、さまざまな利用シーンに対応できる

 この他、3G停波などでケータイからスマートフォンへの乗り換えを検討しているが、データ通信はほとんど利用しないという層にも勧められる。スーパーライトもドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの回線に対応しているので、利用中のキャリアと同じ回線を選べば、端末を変える必要はない。オプテージは、AndroidベースのOSを搭載したケータイ、通称「ガラホ」での動作確認を進めており、これらの機種でmineoを利用できることを告知していく。


ガラホと呼ばれるAndroidベースのケータイの動作確認を進めている

 スーパーライトは音声+データ通信のデュアルタイプのみ提供し、データ通信のみのシングルタイプは提供しない。新規契約時のみ選択でき、スーパーライトから他の料金プランに変更できるが、スーパーライトへの変更はできない。事務手数料の割引、複数回線割引、家族割引、eo×mineoセット割などの各種割引は適用されない。


マイそく スーパーライトの主な特徴

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