ニュース
楽天モバイルの“課金ユーザー”が対前年294%増、人口カバー率は98%に
2023年1月時点で、楽天モバイルの課金ユーザーが451万8000に達した。これは、前年同期比で294%増だという。人口カバー率は2022年12月で98%に達し、2023年に99%以上を目指す。
楽天グループが2月14日に開催した2022年度通期と第4四半期の決算会見で、2023年1月時点で、楽天モバイル(MNO)の課金ユーザーが451万8000に達したことが分かった。これは、前年同期比で294%増だという。
ただし数字はあくまで課金したユーザー。1年前に提供していた「Rakuten UN-LIMIT VI」では、1GBまでは0円だったので、1GB未満の無課金ユーザーは比較対象に含まれていない。2022年1月時点では約154万7000ユーザーが課金していたことになり、2021年12月のMNO契約数450万に照らし合わせると、課金ユーザーの比率は34%程度ということになる。
楽天モバイル(MNO)の2022年12月末時点の契約数は、2022年9月末の455万から6万減の449万になった。0円廃止発表後の6月末477万から9月末455万の22万減よりは減少幅は抑えられている。
advertisement
4Gのエリア展開はほぼ完了したとし、2022年12月時点で5万2003局の基地局が開設。これは、2023年に6万局以上としている目標の基地局数まで残り約15%だという。人口カバー率は2022年12月で98%に達し、2023年に99%以上を目指す。
関連記事
楽天モバイルの契約数、455万に 6月末時点から22万減
楽天モバイルは2022年9月末時点のMNOとMVNOを合計した契約数(暫定値)を518万と公表した。内訳はMNOが455万、MVNOが63万となっている。MNO契約数の減少は新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」によるものと考えられる。楽天モバイルの5Gは“高速”にこだわる 三木谷氏「大阪駅前で驚がくのスピードが出る」
楽天グループの2021年度の連結売上業績は、携帯電話事業で基地局整備などによる投資が響き、2021年度のIFRS営業損失は1947億2600万円となった。楽天モバイルの5G戦略について三木谷氏は、低周波数の5Gにはそれほどメリットがないと話す。新周波数のSub-6やミリ波を使ってスピードを追求していく方針を示した。0円廃止後も楽天モバイルを「利用している理由」と「解約した理由」:読者アンケート結果発表
ITmedia Mobileでは、読者アンケート企画として、楽天モバイルの利用動向についてうかがいました。テーマは「楽天モバイル、0円廃止後も利用していますか?」です。2022年12月14日から12月25日まで実施したところ、8941件という想定を大きく上回る回答が集まりました。楽天モバイルの“新料金プラン”を解説 不可解な「Rakuten Turbo」と明快な「法人プラン」
楽天モバイルがホームルーター向けの料金プラン「Rakuten Turbo」と法人向けの料金プランを発表した。Rakuten Turboは、率直に言うと、その競争力に疑問符がついた。一方の法人向けプランは、楽天グループの取引先に訴求できる可能性がある。楽天モバイルをオススメできる人、できない人【2023年1月】:データ使い放題と国内通話かけ放題が圧倒的にお得
楽天モバイルはデータ通信が使い放題で月額3278円と安く、さらにRakuten Linkを使えば国内通話は無料でかけ放題です(一部対象外あり)。データ通信をたくさん使う方や、現在他社でかけ放題オプションを契約している方に向いています。毎月のデータ使用量や求める通信品質によっては他社がオススメの場合があります。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.