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Google、Androidに使っていないアプリを自動アーカイブする新機能
GoogleはAndroid向けの新オプトイン機能「自動アーカイブ」を発表した。ストレージ不足時に新アプリをインストールしようとすると、使われていないアプリをアーカイブして空き容量を増やす。
米Googleは4月10日(現地時間)、Android端末向けの新機能「自動アーカイブ」を発表した。「使用されていないアプリ」をアーカイブすることで、端末の空き容量を増やせる。
端末のストレージが不足しているときに新しいアプリをインストールしようとすると、自動アーカイブを有効にするかどうか尋ねるウィンドウが開き、ここで有効にすることを選択すると、しばらく使用されていないアプリが自動的にアーカイブされる。
Googleによると、これでアプリが専有していた容量の最大60%近くが解放されるという。
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使用されていないアプリとは、[設定]→[アプリ]に表示される、最後に開いたのが3カ月以上前のアプリのことだ。従来も、対象アプリは権限が削除され、通知が停止され、一時ファイルが削除されている。ユーザーはこの画面でアプリを削除することはできていたが、アーカイブするだけであればユーザーデータは残り、また使いたくなった時に復活させることができる。
アーカイブしたアプリはホーム画面上で雲のアイコン付きで表示され、これをタップすることで再ダウンロードし、復活させられる。
ただし、復活させるには、アプリ自体がまだGoogle Playストアに存在している必要がある。また、Android App Bundleで公開されたアプリのみが対象だ。2021年8月以降に公式アプリストアで公開されたアプリはすべて対象ということになる。
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