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Androidアプリから個人情報へのアクセスを制限する方法Android Tips

現代では、さまざまなアプリがスマホのデータを利用する。中には顔や周辺の映像を盗撮したり、スマホ本体の情報を抜き出す悪意のあるアプリも存在する。これはアプリから権限を剥奪することで防止できる。

 現代では、さまざまなアプリがスマホのデータを利用する。中には顔や周辺の映像を盗撮したり、スマホ本体の情報を抜き出す悪意のあるアプリも存在する。これはアプリから権限を剥奪することで防止できる。

 なお本稿はAndroid 13を搭載した「Google Pixel 7 Pro」を使用して検証している。端末やOSによって利用できない機能がある他、操作方法も異なる場合がある。

それぞれのアプリから持っている権限をチェック

 アプリの権限は「設定」→「アプリ」から個別のアプリを選択し、「権限」をタップすると一覧表示できる。ここでカメラやマイクなどの項目をタップすることで、権限を管理できる。

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「設定」の「アプリ」→個別のアプリを選択して「権限」をタップ

 もし連絡先や位置情報など、アプリが本来必要としていないであろう権限が許可されている場合はオフにする。そもそも与えられる権限が多すぎるアプリなどはインストールしたままにせず削除する方がよいと思うが、生活上必須なアプリなどは仕方ないだろう。


個別のアプリの権限をチェックし、不要なものがあれば「許可しない」を選択する。「この権限があるアプリをすべて表示」をタップすると、同じ権限を持っているアプリ全部を表示する

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