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「iD」を活用して独自のキャッシュレス決済を導入 ドコモが「iDインハウス」提供

NTTドコモは、電子マネー「iD」の仕組みを用いて独自の非接触ハウスマネーサービスを導入できる「iDインハウス」を提供開始。本サービスを通じ、全国200万か所を超える「iD」加盟店でも利用できる。

 NTTドコモは、5月17日に電子マネー「iD」の仕組みを用いて独自の非接触ハウスマネーサービスを導入できる「iDインハウス」を提供開始した。


「iDインハウス」のイメージ

 本サービスはiDの仕組みを用いることで、各事業者の運営するハウスマネーをiDと同じように非接触で利用可能。導入事業者はスマートフォンでもカードでも利用できる利便性の高い独自の非接触ハウスマネーを提供でき、自店舗内での決済ではハウスマネー決済として取り扱うことで、決済手数料の負担を抑えられるという。

 別途契約を締結すれば自店舗外でもユーザーがiDとして利用できる電子マネーサービスを提供でき、iD加盟店での決済手数料収入や顧客の利用データが取得可能になる。想定する導入事業者はスーパー、飲食店、デベロッパー、地方自治体、交通事業者(電鉄/バス)など。

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 ハウスマネーサービスの提供には、バリュー残高管理など発行事業者としての対応が別途必要。ハウスマネー発行事業者であるバリューデザイン、NTTコミュニケーションズがバリュー残高管理などのiDインハウスに対応したプリペイド型ハウスマネーソリューションの提供を予定している。

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