HTCが台湾で「U23 pro」を発表 Snapdragon 7 Gen 1搭載で約7.7万円から
HTCは5月18日(現地時間)、Androidスマートフォン「U23 pro」を発表した。メタバースプラットフォーム「VIVERSE」に対応する。価格は1万6990台湾ドル(約7万7000円)から。
HTCは5月18日(現地時間)、Androidスマートフォン「U23 pro」を発表した。価格は1万6990台湾ドル(約7万7000円)からで、すでに先行予約を受け付けている。
最大の特徴はメタバースプラットフォーム「VIVERSE」に対応すること。XRヘッドセット「VIVE XR Elite」と組み合わせて、スマホの画面をVIVE XR Eliteに投影できる。日本でもメタバースを売りにしたスマホは「Desire 22 pro」(6万4900円)として、2022年に日本でも発表、発売された。
Desire 22 proはプロセッサにSnapdragon 695 5Gを採用したモデルだが、U23 proはSnapdragon 7 Gen 1を搭載。Snapdragon 7 Gen 1は8 Gen 1と同様に4nmプロセスで製造されるプロセッサで、レンダリング性能が先代のSnapdragon 778G比で20%向上している。
U23 proのメモリとストレージは8GB/256GB、12GB/256GB。OSはAndroid 13をプリインストールする。
アウトカメラは1億800万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、500万画素のマクロカメラ、200万画素の深度センサーで構成される。インカメラは3200万画素の単眼となる。4K動画撮影機能、ナイトモードなども搭載する。
ディスプレイは6.7型の有機ELを搭載。解像度は1080×2400ピクセルで、最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応する。強化ガラスとして「Corning Gorilla Glass Victus」を採用している。
IP67の防水/防塵(じん)に対応する。バッテリーは4600mAhで、急速充電に対応。有線が最大30W、ワイヤレスが最大15Wとなる。通信規格はNFC、Wi-Fi 6(802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4/5GHz)、Bluetooth 5.2をサポート。5Gバンドはn1/3/7/20/28/41/78となる。
カラーはコーヒーブラック、スノーホワイトの2色展開。かつて日本で販売されていた「U12+」のパーツが見えるスケルトンボディではなく、茶系と白系をベースとしたカラーだ。サイズは77.09(幅)×166.6(高さ)×8.88(奥行き)、重量は205gとなっている。
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