通話内容を自動録音+文字で記録 iPhone向けAI通話アプリ「Switch」提供開始
アトラスコネクトが、iPhone向けのAI通話アプリ「Switch」をリリースした。IP電話サービスを活用することで音声通話を自動録音し、文字で記録できるようになっていることが特徴で、通話内容は自動的にチャット形式で表示し、記録を共有することも可能だ。
アトラスコネクトは11月21日、iPhone向けAI通話アプリ「Switch(スイッチ)」をリリースした。30日間無料で使える「Freeプラン」の他、月額3990円/年額3万9980円で月間1000分まで記録できる「1000分プラン」が用意されている。
本サービスでは利用中の携帯電話番号のまま、相手と通話しながら内容を自動録音し、文字で記録できるようになっている。通話内容は自動的にチャット形式で表示したり、該当コメントをタップして録音した音声を再生したりすることも可能だ。
音声の録音には「050」で始まる番号を持つIP電話サービスを活用しており、アトラスコネクトが管理している中間サーバで録音と文字起こしをする。そのため、着信した電話の録音/文字起こしをするには各キャリアが提供する「転送電話サービス」の併用が必要となる(セットアップ時に説明がある)。
記録された通話の録音内容とテキストは、リンク発行を発行して共有したり、ダウンロードしたりすることも可能だ(回数制限あり)。
利用には無料の会員登録や生年月日/携帯電話番号での本人確認が必要となる。先述の通り、このサービスではIP電話による中継はあるものの、Switchで発信した場合でも自身の携帯電話番号が通知されるようになっている。
Freeプランを利用する場合は、Freeプランは通話や音声ダウンロード、通話記録共有機能の回数制限がある他、一部機能を利用できない、広告バナーが表示されるといった制限がある。
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