レビュー

ソニーのイメージセンサー“STARVIS 2”を採用した高画質4Kドラレコ「70mai Dash Cam 4K A810」を試す(3/5 ページ)

A810は前後2カメラ構成のドライブレコーダーだ。フロントは最大4K(3840x2160ピクセル)、リアは最大フルHD(1920x1080ピクセル)のHDR撮影に対応している。実機を試してみた。

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前提として、自力での設置は車DIY中上級者向け

 A810は一般的なドライブレコーダーと同様に、車内のシガーソケットから給電できるので設置の難易度は比較的低い──とされている。公式で取り付けガイド動画も公開されており、設置手順はシンプルだ。

70mai Dash Cam 4K A810 取り付けガイド

Dash Cam 4K A810の付属品(その1)。取扱説明書類を含むフォルダには、mircoSDメモリーカードや、設置時に使用するシール、保証書、ステッカーなども含まれる

Dash Cam 4K A810の付属品(その2)。箱に収まっている機器類としては、車体前後に装着する2つのカメラと、設置に必要なアダプター・ケーブル類、ピラーカバーを外すためのトリム工具など

 ただし、現物を前にして、筆者(車いじりのできない素人)としては、率直に車に自力できれいに設置するのはやや難しいと感じた。

 フロントのピラーカバーを外して配線を通すだけならYouTubeのDIY動画を見ながら挑戦できるかもしれないが、リアからきれいにケーブルを隠しつつフロントまで伸ばすのは難易度が高い。

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 もちろん、車いじりが好きな人ならば、自力で挑戦することもさほど苦労しないかもしれない。しかし、知識のない状態で車内の配線を整える行為にはリスクも伴うと思われるため、機器の購入を検討する際には、基本的に持ち込み品の設置に対応してくれるカーディーラーやカー用品店、整備工場などを探しておき、取り付けを依頼する前提で考えておくと良いのではないかと思う。

 そのため、A810に付属された取扱説明書に記載されている手順説明をもとに設置と初期設定の流れを解説するが、あくまで機器を利用する手順のイメージを共有するためのものであり、全ての購入検討者に自力での設置を推奨するものではない。

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