連載

ChatGPTを使ってSNS投稿用のテキストや画像を作るChatGPT使いこなし術(2/2 ページ)

「ChatGPT」の基礎から応用まで、仕事や生活で役立てるためのTipsを連載で紹介する。

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投稿画像のイメージとキャッチコピーのラフを作る

 最後に、投稿に添付するとよい写真のイメージを考えていこう。なお、ChatGPTで画像生成機能を利用する場合には、有料プランの「ChatGPT Plus」(月20ドル)を契約し、画面左上にある「GPT-4」を選択しておくことが必要だ。

 ここでは、「製品のイメージを伝えるためのイメージ画像としてイラストを検討しています。どのようなイラストにするのが効果的でしょうか?」と尋ねた。


「製品のイメージを伝えるためのイメージ画像としてイラストを検討しています。どのようなイラストにするのが効果的でしょうか?」に対するChatGPTの回答例

 回答の案をヒントにしつつ、「公園で親子が手をつないでいるイラストを出力して」と指示した。

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今回は、ここまでの操作を「GPT-3.5」で進めてきてしまっていたので、「GPT-4」に切り替えて新しいチャット画面を表示。最初からGPT-4を選択していた場合は、切り替え操作は不要だ

プロンプトを工夫しつつ、目的の画像の生成を試みよう。

画像にカーソルを合わせ、左上にある「↓」をクリックすることで、ファイルをダウンロードできる

出力した画像は「.webp」で保存された(なお、本データはjpegに変換したものとなる)

 なお、生成画像の商用利用の可否が気になるところだろう。OpenAIの公式ヘルプページには、DALL-Eで生成した画像について販売できるかどうかについて、以下のように記載されている。

コンテンツポリシーと規約に従い、画像が無料または有料のクレジットを通じて生成されたかどうかにかかわらず、再印刷、販売、商品の権利を含む、DALL・Eで作成した画像を所有するものとします

(出典:OpenAI

 ただし、AIで生成された画像の著作権上のリスクをどう考えるかは組織やユーザーによって変わってくるところだと思うので、最終的な判断はおのおのでしてほしい。

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