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ChatGPTのプロンプト入力をラクにする「カスタム指示」機能が便利 前提条件を事前に記入できるChatGPT使いこなし術(1/2 ページ)

「ChatGPT」の基礎から応用まで、仕事や生活で役立てるためのTipsを連載で紹介する。

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 ChatGPTで出力される回答を目的に適した形に導くには、「プロンプトを工夫すればよい」ということを多くの方がご存じだろう。しかし、毎回指示を記入する度に、長いプロンプトを細かく整えるとなれば、その工程がかえって手間に感じてしまうかもしれない。そうなったら本末転倒である。

 しかし、同じような条件での指示を繰り返すのであれば、「カスタム指示」(Custom instructions)という機能を活用することで、そうした作業負担を軽減できる。本稿では、Webサービス版のChatGPTを例に、同機能の概要と使い方について解説していこう。

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「カスタム指示」の設定の仕方

 カスタム指示機能を利用するには、ChatGPTの画面左下にあるアカウント名の部分をクリックしよう。おそらく英語表記でメニューが表示されるので、続けて「Custom instructions」を選択する。注意事項を読んで「OK」をクリックすると、カスタム指示の設定画面が表示される。

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画面左下のアカウント名をクリックし、「Custom instructions」をクリック
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「カスタム指示に書きこんだ内容は、編集しない限り今後全ての新規チャットが影響を受けるのでご注意を」という旨の注意書きが表示されるので、確認して「OK」をクリック
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カスタム指示の画面が表示された

 続いて想定の使用目的に適した条件を整えていけばよい。英語表記の例文を参考にしつつ、普段のChatGPT利用において、プロンプトの書き込みが最小限になるように箇条書きで条件を記入していこう。

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