連載

iPhoneの写真アプリが使いづらい? 表示をカスタマイズする必須の2ステップiPhone Tips(2/2 ページ)

写真アプリ内の表示をカスタマイズすることで、その使い勝手をなるべくシンプルに整えることもできる。本稿では、このカスタマイズ手順を解説しよう

前のページへ |       

(2)「お気に入り」にすぐアクセスできるようにする

 使い勝手の悪さを解消する上で、もう1つ重要なのが、「お気に入り」にアクセスしづらい問題だ。iOS 18の写真アプリでは、重要な画像をお気に入りに追加していても、一体どこからアクセスして良いのかが初見では分かりづらい。

 通常操作では、ライブラリ画面を開いた際に、左下に表示される「↑↓」アイコンをタップし、「フィルタ」を選択した上で、「お気に入り」をタップしないと保存した写真が表示されない。

 しかも、このフィルタはライブラリを閉じた瞬間に解除されてしまうので、最新の写真をチェックしようと上にスワイプ操作をする際にうっかりフィルタが解除されてしまう事態が多発する。

advertisement

ライブラリ画面から「お気に入り」を表示しようとすると「↑↓」アイコンから「フィルタ」をタップし(画像=左)、「お気に入り」を選ぶという操作が必要で、手順が多く面倒だ(画像=右)

 そこで活用したいのが、コレクション側で「ピンで固定したコレクション」という項目だ。先述したカスタマイズ手順で一度オフにしてしまっている場合には、この「ピンで固定したコレクション」を再表示させておこう。

 そして、表示させた「ピンで固定したコレクション」の右上にある「変更」をタップしよう。一覧の項目に「お気に入り」があるので、これが有効になっていることを確認するとともに、他の「ビデオ」や「スクリーンショット」など頻繁に使うものを残して、不要な項目を削除しておこう。


コレクション画面のカスタマイズで「ピンで固定したコレクション」を表示しておく(画像=左)。続けて、表示された同項目の右肩にある「変更」をタップ(画像=右)

「お気に入り」を残しつつ、不要な項目を削除しよう(画像=左)。これで「お気に入り」に素早くアクセスしやすくなった(画像=右)。ほかの項目をよく使う場合も、同様の手順でのカスタマイズが有効だ

 iOS 18にアップデートしても、こうしたカスタマイズを駆使することで、写真アプリの使いづらさを軽減できるはずだ。あとはUIが変わったことによる慣れの問題もあると思うので、気長に付き合っていこう。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.