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靴下やタオルを拾うお掃除ロボ、Roborockから 組立工場でよく見る「ロボットアーム」搭載
中国Roborockは1月6日、ロボット掃除機「Saros Z70」を発表した。折りたためる5軸のロボットアーム「OmniGrip」を搭載し、床の小物を拾える。同社は従来のロボット掃除機を革新的な家庭用アシスタントへと進化させるとしている。
中国Roborockは1月6日、ロボット掃除機「Saros Z70」を発表した。折りたためる5軸のロボットアーム「OmniGrip」を搭載し、床の小物を拾える。
一般的なロボット掃除機は靴下やタオルなどを吸い込んでしまう場合があるが、Saros Z70では靴下、小型タオル、ティッシュ、300g以下のサンダルといった小物を吸い込まずに拾い上げることが可能だ。
Roborockはニュースリリースで「従来のロボット掃除機を革新的な家庭用アシスタントへと進化させる」とアピールする。ただし、パフォーマンスはソフトウェアや環境に左右されるとのこと。
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OmniGripの形状は自動車の組立工場にあるロボットアームに似ており、物をつかむ部分は人の手のような5本指ではなく2本指で構成される。あらかじめプログラムされた108種類の物を認識する他、ユーザーが後から最大50種類を追加登録することも可能だ。
Saros Z70の機能としては掃除場所のマッピング機能を搭載する他、段差のある場所では底面のモップやサイドブラシを持ち上げて移動する。Saros Z70がドッキングステーションに戻ると、充電と同時に最高80度のお湯でモップを洗浄する。
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