JRは何個アカウント作らせるんすか? 「JRE WALLET」に批判 Suica利用でクーポン付与も、使い勝手はいまいちか
東日本旅客鉄道(JR東日本)は2025年1月から「JRE WALLET」を提供。iOS/Androidの両方に対応し、クーポンやチケットを管理し、他のユーザーに共有できるなどの機能を持つ。アカウントについて批判の声が寄せられている。
東日本旅客鉄道(JR東日本)は2025年1月から新アプリとして「JRE WALLET」を提供している。iOS/Androidの両方に対応し、すでにApp StoreとGoogle Playにてダウンロードできる。
JRE WALLETはJR東日本が2024年12月に提供をアナウンスしていたスマートフォン向けのアプリ。クーポンやチケットを管理し、他のユーザーに共有できる。例えば、使わない特典やクーポンを無駄にせず、他のユーザーに譲れる。
ただ、このアプリに対しては、一部の利用者から批判コメントがアプリストアに寄せられている。それはアカウントについてだ。
App Storeにはすでに「何個アカウント作らせるんすかね」「Apple IDでユーザー登録できない」という書き込みがあり、JRE WALLET専用のアカウントを作成しなければならない手間がユーザーにとって批判の的になっているようだ。
JR東日本はJR東日本グループの統合IDサービス「JRE ID」を2025年2月から提供する予定だと案内していたが、1月29日時点でJRE WALLETへのJRE IDアカウントの流用はできない。
この他、JRE WALLETとモバイルSuicaの連携により、Suicaの使用履歴に基づいたクーポンを取得てきる機能もあるが、JR東日本は27日に「エラーにより連携ができない事象が発生している」と案内している。
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