連載
8000mAh“デカバ”のスマホ「HONOR Power」ならモバイルバッテリーは不要だ:山根康宏の海外モバイル探訪記(2/2 ページ)
OSはAI機能も強化したAndroid 15ベースのMagicOS 9を搭載しています。とはいえ本体機能はベーシックであり、AIを活用するというよりも「なるべく充電する頻度を減らしたい」という、一般的な利用者を考えたスマートフォンです。本当に2日に1回の充電で済むのなら便利ですね。
カメラも使ってみましたが、5000万画素の標準カメラで一通りの写真は美しく撮影できます。500万画素の超広角は暗いシーンなどは苦手としますが、そこまで気にするユーザーはターゲットにしていないでしょう。「毎日のスマートフォンの使い方が、より楽になる」これがHONOR Powerの最大のメリットです。
中国メーカーのスマートフォンの内蔵バッテリーはシリコン炭素タイプ(Si/C)の採用により、従来のバッテリー密度をより高め、一般的なスマートフォンの大きさながらもより高い容量を実現しています。もしかすると2025年中には1万mAh超えの普通のスマートフォンが出てくるかもしれません。
advertisement
関連記事
本国より先に登場した「HONOR 400 Lite」は、カメラボタン内蔵のミドルレンジモデル
中国では現在、「HONOR 300」シリーズが販売中ですが、海外では一足先に400番台のモデルが登場しました。ポルシェデザインのデザインスマホ「Magic7 RSR Porsche Design」が2025年も登場
ポルシェデザインとのコラボモデルに2025年モデルが登場します。120W充電対応、MediaTek製高性能プロセッサ搭載のvivo「iQOO Neo10 Pro」
「iQOO Neo10 Pro」を簡単に紹介しましょう。旅先カメラを搭載したミドルハイレンジ「HONOR 300」シリーズ登場
今回はシリーズ初のペリスコープカメラモデルも登場し、“旅先カメラ”として女性層を狙った製品になっています。2億画素の望遠カメラを搭載するハイエンドスマホ、HONORの「Magic7 Pro」を試す
2024年10月末に中国で発表した「Magic7 Pro」は、Snapdragon 8 Eliteを採用したフラグシップクラスの製品です。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.