連載
5000万画素クアッドカメラ搭載のゲームモデル、HONOR「GT Pro」はAIスマホに進化:山根康宏の海外モバイル探訪記(2/2 ページ)
本体性能だけならば高性能カメラフォンの「vivo X200」シリーズと変わらぬスペックを誇ります。
本体内部には3D機構という冷却機能も搭載します。バッテリーは7200mAhと大きく、90W充電にも対応します。サイズは約162.1(幅)×75.7(奥行き)×8.58(高さ)mm、重さは約212gです。
OSはAndroid 15ベースのMagicOS 9です。最近のトレンド同様、AI機能が強化されています。自動翻訳や文章要約、画像の生成処理など他社のハイエンドモデルと同様の機能が提供されます。
MagicOS 9のAI機能の目玉は「YOYO Agent」で、日々のユーザーの行動パターンや嗜好を学習し、それを先読みして生活上の提案などを行います。また飲食店の検索から注文まで複数アプリを横断したタスク実行も可能。マルチモーダル機能により複雑な指示もワンアクションで実行できます。ゲーミングスマートフォンだからこそその性能の高さをゲーム以外の用途にも応用することができるわけです。
advertisement
関連記事
8000mAh“デカバ”のスマホ「HONOR Power」ならモバイルバッテリーは不要だ
本国より先に登場した「HONOR 400 Lite」は、カメラボタン内蔵のミドルレンジモデル
中国では現在、「HONOR 300」シリーズが販売中ですが、海外では一足先に400番台のモデルが登場しました。HONOR、AIエコシステム企業を目指し5年で100億ドル投資へ
中国HONORSは、“スマートフォンメーカーから世界をリードするAIデバイスエコシステム企業へと変革する”新企業戦略「HONOR ALPHA PLAN」を発表した。今後5年間で100億ドルのAI投資を行い、Google Cloudとの提携を強化する。最強カメラフォン「vivo X200 Ultra」のすごさに驚く
本国より先に登場した「HONOR 400 Lite」は、カメラボタン内蔵のミドルレンジモデル
中国では現在、「HONOR 300」シリーズが販売中ですが、海外では一足先に400番台のモデルが登場しました。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.