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ワイヤレスイヤフォン「Google Pixel Buds 2a」発表 Tensor A1チップやノイキャン搭載で2万3800円

グーグルが、ワイヤレスイヤフォン「Google Pixel Buds 2a」を10月9日に発売する。Aシリーズとして、初めてアクティブノイズキャンセリング機能を搭載している。価格は2万3800円で、カラーはHazelとIrisの2色を用意する。

 グーグルが8月21日、ワイヤレスイヤフォン「Google Pixel Buds 2a」を発表した。10月9日に発売する。価格は2万3800円(税込み)で、カラーはHazelとIrisの2色を用意する。


ワイヤレスイヤフォン「Google Pixel Buds 2a」。左からHazek、Iris

小型軽量の形状を実現した

 Pixel Buds 2aは、ワイヤレスイヤフォンのAシリーズとして、初めてアクティブノイズキャンセリング機能を搭載した。Googleのノイズキャンセリング技術「Silent Seal 1.5」が、耳の形状に合わせて遮音性を最適化している。周囲の音が聞こえやすくなる外部音取り込みモードにも切り替えられる。

 プロセッサに「Google Tensor A1チップ」を備え、音質や通話品質の向上、バッテリーの長持ちに貢献しているという。アクティブノイズキャンセリング機能がオンの場合、バッテリーはイヤフォン単体で7時間持ち、充電ケースを併用すると20時間持つ。

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バッテリー駆動時間

 イヤフォンはAシリーズで最も小さく軽く設計した。各イヤフォンのサイズは23.1×16×17.8mmで、重量は4.7g(Mサイズのイヤーチップを使用した場合)。充電ケースのサイズは50×24.5×57.2mm、重量は47.6g(イヤフォン含む)。イヤフォンはIP54規格の防滴にも対応し、汗やわずかな水ぬれにも耐性がある。

 4500万件を超える耳のスキャンデータを活用し、快適に装着できるよう配慮。固定用アーチを使い、イヤフォンを反時計回りに回してぴったりフィットさせたり、時計回りに回してゆったりフィットさせたりもできる。イヤーチップはXS、S、M、Lの4種類が付属する。

 11mmのダイナミックスピーカードライバーを備える他、ステレオ空間オーディオや、5バンドのイコライザーにも対応している。

 通話の音質にもこだわった。メッシュカバーとAIによって周囲のノイズが低減し、自分の声をクリアに届けられる。

 Geminiにも対応しており、スマートフォンを取り出さなくても、イヤフォンをタップすることで、メール情報を検索したり、目的地までのルートを確認したりできる。


イヤフォンからGeminiを起動できる

 従来のBudsシリーズと同様、Pixel端末とシームレスに連携する。「Find Hub」機能を使うことで、イヤフォンの正確な位置を地図上で確認したり、呼び出し音を鳴らしたりできる。Pixel端末上でイヤフォンのバッテリー残量も確認できる。


Pixel端末と連携することで、各種便利機能を利用できる

Pixel Buds 2aの主な特徴

「Pixel Buds Pro 2」に新色が登場

 上位モデルのワイヤレスイヤフォン「Pixel Buds Pro 2」に、新色の「Moonstone」を追加する。この新色は8月28日に発売し、価格は3万6800円。

 Pixel Buds Pro 2もGoogle Tensor A1チップを備えており、Silent Seal 2.0 を使用したアクティブ ノイズ キャンセリングに対応している。聴覚保護機能や、周囲のノイズレベルに合わせて音量を自動的に調整する「アダプティブサウンド」も利用できる。


Pixel Buds Pro 2の新色Moonstone

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