万博会場で「ポケモンGOのスタンプラリー」を体験 アナログ感が楽しく、レアな背景付きポケモンもゲット(2/2 ページ)
大阪・関西万博会場を訪れたので、ポケモンGOの「GOスタンプラリー」を体験。万博の会場には7つのポケストップでスタンプをゲットできる。日本の伝統的なスタンプラリー文化とAR技術を見事に融合させた新機能だと感じた。
編集長が代わりに(?)スタンプをコンプリート 思わぬ事態も?
ここからは執筆者をITmedia Mobile編集長の田中に交代してお届けする。石井さんが大阪・関西万博を訪れた後、筆者も万博を訪問した。家族との訪問だったのであまり自由に動ける時間がなかったが、合間の時間でスタンプを収集した。
まず、ピカチュウとカビゴンのスタンプはPASONA NATUREVERSEを訪れる際に、ドーブルのフォトスポットは大屋根リングを歩いているときにゲットできた。残る旅立ちの仲間、イーブイ、ラプラス、ミュウのスタンプは、帰りに1時間ほど散策できる時間を確保できたので、そのときにゲットできた。GOスタンプラリーでのスタンプ収集だけを目的とするなら、1時間半~2時間あれば十分だろう。
筆者も最初のスタンプを押したときに、リワードとしてフシギダネが現れたが、それ以降はスタンプを押してもリワードは出現しなかった。さらに、7つのスタンプを全て集めた後、「おめでとうございます! スタンプをすべて集めました!」と表示された画面から「リワードを受け取る」を押しても「エラーが発生しました」との表示が出てリワードが受け取れない。
せっかくコンプリートしたのに、リワードなし? と不可解に感じたが、この日は最高気温37度の猛暑日だったのと、パビリオン巡りで歩き疲れていたことから、取りあえずスタンプを集めただけでよし、と思うことにした。
それから2週間ほどがたち、忘れた頃にポケモンGOのリワードをまとめた「イベント」タブに、突如「EXPO2025スタンプラリー」のタイムチャレンジが現れた。タップするとフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメが出現し、最後にピカチュウをゲットできた。いずれも万博のスペシャル背景が付いていた。
同じタイミングで、ゲーム内に「イベント期間中に一部のポケモンと正しく出会えない問題が発生していた」ため、「タイムチャレンジ」としてリワードを付与するという旨の通知が来ていた。イレギュラーな形ではあるが、無事にリワードのポケモンをゲットできてホッとしたのだった。
スペシャル背景には、万博の日本館前にある「旅立ちの仲間のフォトスポット」が表示されており、まさに万博専用といえるもの。万博が閉幕したら自力でゲットできなくなる可能性が高いので、これから万博を訪れるトレーナーはGOスタンプラリーを完遂して、レアな背景付きのポケモンたちをゲットしてほしい。
また、7つのフォトスポットはゲーム内でポケストップにもなっているので、ディスクを回して、ギフトとして贈れるポストカードも保存しておきたい。ポストカードにはフォトスポットの写真が表示されるので、万博に行ったことをそれとなく自慢(?)しつつ、レアなギフトを贈ってみてはどうだろうか。
なお、GOスタンプラリーの対象のエリアを離れると、手に入れたスタンプを後から確認することはできないので注意してほしい。2025年9月時点では、万博会場の他、大阪市と吹田市でGOスタンプラリーを楽しめるが、それ以外の地域は対象外となっている。GOスタンプラリーを完了すると、完了したことを示す画像を共有、保存できるので、証拠や記録を残しておきたい人は、この画像を保存しておくことをお勧めする。
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