Nothingがエントリースマホ「Phone (3a) Lite」発表 Glyphライトや2日持つバッテリー搭載で249ユーロ(約4.4万円)から
英Nothingが10月29日、新型スマートフォン「Phone (3a) Lite」を発表した。背面には「Glyphライト」を取り入れており、着信があったときや、カメラのセルフタイマーのときなどに光る。ディスプレイは6.77型有機EL、プロセッサはMediaTekのDimensity 7300 Proを採用する。
英Nothingが10月29日、新型スマートフォン「Phone (3a) Lite」をグローバルで発表した。一部地域で同日に発売する。
Phone (3a) Liteは、Nothing独自の透明デザインを取り入れたエントリーモデル。日本での発売は正式発表していないが、Nothingの日本サイトでは、Phone (3a) Liteのティーザー画像とともに「近日公開」とのメッセージが表示されており、メールドレスを登録すると最新の情報を取得できるようになっている。
カラーはブラックとホワイトの2色で展開する。価格はメモリ+ストレージの構成別に、8GB+128GBが249ユーロ(約4万4000円)、8GB+256GBが279ユーロ(約4万9000円)。
背面には「Glyphライト」を取り入れており、着信があったときや、カメラのセルフタイマーのときなどに光る。このライトは連絡先によって光り方を変えることができる。ディスプレイ面と背面に採用したガラスボディーはIP54の防塵(じん)と防滴に対応している。
ディスプレイは6.77型フルHD+(1080×2392ピクセル)の有機ELを採用しており、3000ニトのピーク輝度と1300ニトの屋外輝度を確保している。最大120Hzの可変リフレッシュレートにも対応する。
プロセッサはMediaTekのDimensity 7300 Proを採用し、最大2.5GHz駆動の8コアCPUを備える。8GBのメインメモリに最大8GBの仮想メモリを加えることで、最大16GBのメモリを活用できる。microSDスロットも備えており、最大2TBのmicroSDを追加できる。
5000mAhのバッテリーを内蔵しており、Dimensity 7300 ProとNothing OS 3.5を組み合わせることで、約2日間の連続使用が可能だという。33Wの急速充電を活用することで、約20分で50%の充電が可能。有線接続することで、他のデバイスへ5Wで充電することもできる。
アウトカメラは5000万画素のメインと800万画素の超広角で構成される。メインカメラには1/1.57型のサムスン製センサーを採用し、光学式と電子式の手ブレ補正に対応している。フラグシップモデルの「Phone (3)」と同じ画像処理技術「TrueLens Engine 4.0パイプライン」を採用したことも特徴で、シーン自動認識や人肌の色合い調整などで高画質化に努めている。この他、4K/30fpsの動画撮影や1080p/120fpsのスローモーション動画撮影も行える。インカメラは1600万画素だ。
OSはAndroid 15ベースのNothing OS 3.5を備えており、3年間のメジャーOSバージョンアップと6年間のセキュリティパッチ提供を保証する。次世代のNothing OS 4.0は、2026年初頭に提供される予定だ。Phone (3)シリーズでおなじみの「Essential Key」を備えている。ここからEssential Spaceにアクセスして、メモ、アイデア、ボイスメモを保存したり、その内容に基づき次のアクションを提案してもらったりできる。端末に保存したコンテンツを検索できるEssential Searchも利用できる。
本体サイズは78(幅)×164(高さ)×8.3(奥行き)mm、重量は199g。SIMはデュアルnanoSIMに対応している。5Gの対応バンドはn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n28、n38、n40、n41、n66、n71、n77、n78。
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