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楽天カードが「AIエージェント」を導入 利用者の決済データを学習し質問に回答
楽天グループと楽天カードは独自開発のAIエージェントをアプリに搭載し2月19日より提供を開始した。決済データを学習したAIが利用明細に基づき期間やカテゴリーごとの合計金額を推測して回答する。英語対応アプリへの導入を皮切りに年内には通常の楽天カードアプリへの搭載や機能拡充を予定している。
楽天グループと楽天カードは、独自に開発したAIエージェントを「Rakuten Card Lite」に搭載し、2月19日に提供を開始した。このAIは楽天カード会員専用の英語対応アプリにおいて、利用者の決済データを基にパーソナライズされた体験を提供する。
AIエージェントは、楽天カードが保有する豊富な決済データを学習に活用している。利用者が問いかけると、過去14カ月分の利用明細データを参照し、月ごとの利用金額を時系列で集計したり、特定の利用先を抽出して提示したりすることが可能だ。ニュースリリース内では、一例として「2025年10月12月までの利用金額の推移を教えて」と入力し、その回答も示している。
この機能により、利用者はスーパーマーケットやレストランといったカテゴリーごとの合計額を瞬時に把握できる。AIとの対話は日本語と英語の両方に対応しており、誰でも無料で利用できる。楽天はAIエージェントを経済圏のゲートウェイと位置付けている。
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さらなる機能の拡充へ 2026年中に
楽天カードは、2026年中に「楽天カードアプリ」への同機能の搭載を計画している。将来的には利用明細に関する質問だけでなく、サービス全般に関する幅広い問い合わせへの回答や、日本語と英語以外の多言語展開も視野に入れ、機能の拡充を図る。
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